初投稿2024年10月2日最新更新日2025年6月23日
キャベツは、炒め物やサラダなど使い道が豊富で、ビタミンCやカルシウム、食物繊維などの栄養がたくさん含まれている野菜です。キャベツは、スーパーや産直などで一年中手に入りやすい野菜なので、家庭でも重宝している方も多いのではないでしょうか。
・初心者でも家庭菜園でキャベツを栽培できないのかな?
・プランターや植木鉢でも、キャベツを育てられないのかな?
そんなお悩みをお持ちではないですか?そんな方に試していただきたいのが、グリーンボールなどの小さいキャベツです。
通常のキャベツは1.3Kg〜1.5Kgほどの大きさですが、グリーンボールなどのミニキャベツは600g〜1Kgほどの小さいキャベツなので、プランターや植木鉢でも育てることができます。また、秋植えで苗から栽培することで、家庭菜園初心者の方でも簡単に始められます。
この記事では、「キャベツのプランター栽培。初心者は秋植えでキャベツ苗から育てるのが簡単」を紹介しますので、最後まで読んでくださいね。
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キャベツの栽培時期
キャベツの栽培時期は、2月〜3月ごろに種をまき、6月〜8月ごろに収穫する春まきと、8月〜9月ごろに種をまき、11月〜3月ごろに収穫する夏秋まきがあります。
キャベツは、比較的寒さに耐えられるのですが、暑さには弱い野菜です。生育温度が15℃〜25℃までで、気温が高すぎても低すぎても生育が悪くなります。
春まきは気温が暖かくなってくるため、害虫が多くなるので管理が大変になります。夏秋まきは気温が下がってくるため、害虫が少なくなり管理がしやすくなるので、初心者の方が種まきから栽培されるのであれば、夏秋まきから始めるのがおすすめです。
キャベツは苗から秋植え栽培が簡単
キャベツは、種から苗まで育てるのに1ヶ月ほどかかります。苗を上手につくらなければ、その後の生育にも影響してしまい、結球しなかったり、収穫するまで育たないこともあります。私も初めてキャベツを栽培したときは、キャベツを収穫することができませんでした。
キャベツは、秋の苗が暑さに強いものが比較的多く、秋から冬になり寒くなるため病害虫が少なくなってきます。初めてキャベツを栽培する方は、春に植えるより秋に植えるほうが簡単になります。
プランターや植木鉢でキャベツ(ミニキャベツ)の育て方
キャベツは本来畑で栽培する野菜ですが、プランターや植木鉢でも栽培することができます。畑で育てたような大きいキャベツにはなりませんが、小ぶりなキャベツが収穫することができます。プランターや植木鉢で栽培する方は、ミニキャベツやグリーンボールなどがおすすめです。我が家はプランターや植木鉢でミニキャベツやグリーンボールを栽培しています。
必要な道具類
キャベツは横に広く根をはる野菜のため、プランターの大きさはなるべく横は60cm、深さ20cm以上あるものがベストです。
キャベツの土づくり
キャベツの土づくりは、植えつける2週間前に1㎡あたり、苦土石灰100g、化成肥料100g、堆肥3Kgを入れ、よく耕します。
使用済みの土を使う方は、土を再生してから使うようにしましょう。そのまま使うと、病害虫の影響が出やすくなってしまいます。
使用した土の再生方法の記事は、こちらで紹介しています。
初心者の方やプランター栽培には、培養土を使うことをおすすめします。市販の肥料入りの培養土を使うことで、土づくりをせずに簡単に始められます。
キャベツ苗の植え付け時期
キャベツ苗の本葉が5〜6枚になったころ、9月〜12月ごろが植え付け時期になります。早すぎると暑さで枯れしまいますし、遅すぎると生育が悪く結球しなくなります。苗を植え付けてから収穫までは、小さいキャベツであれば2.5ヶ月〜3ヶ月ほど、大きいキャベツであれば3ヶ月〜4ヶ月ほどかかります。
キャベツの苗選び

8月終わりごろになると、ホームセンターなどでたくさん苗が並びます。本葉が4枚〜6枚ほどのもので、葉っぱや茎がしっかりしたものを選ぶようにしましょう。葉っぱが少ないものを選んだ場合は、しばらく葉っぱを育ててから植え付けるようにします。
なるべく植え付けるまで、防虫ネットなどを被せ虫を寄せ付けないようにしましょう。キャベツの中心部分を食べられてしまうと、植え付けしても枯れてしまいます。
プランターや植木鉢にキャベツ苗の植え付け方
- プランターや植木鉢に培養土を7分目まで入れます。土寄せをするので、培養土を入れすぎると水やりのときに、プランターから土が流れてしまうので入れすぎないようにします。
- 植え穴に、根が枯れないように水を100ccほど入れます。
- 水が引いたら、根鉢を崩さないように根元を軽く押さえ、深植えにならないように植え付けます。

根鉢を崩さないようにします - 今回は防虫ネット使わず農薬(オルトラン)を少し入れ害虫予防をしました。農薬を使いたくない方は、防虫ネットで害虫予防をしてください。

オルトランをふりました - たっぷり水をあげ、日の当たるところにプランターを置きます。

プランターにキャベツの植え付けをしました。
キャベツの地植え栽培の場合
株間は早生なら30cm〜40cm、中晩生は40cm〜45cmほど必要です。株間が狭いと大きくならず、広すぎると葉がかたくなります。
植え付け方は、プランターと同じようにします。地植えは白菜とレタスも一緒に植え付け、害虫予防のため防虫ネットをしました。


水やり
キャベツは乾燥を好むため、水やりは控えめにあげるようにします。
プランター栽培は、土が乾き切ったときが水やりのタイミングです。地植え栽培は、定期的に雨が降っているのであれば、1〜2週間に1回で十分です。雨が降らなければ、プランター栽培と同じように土が乾き切ったら水やりをするようにします。
追肥・土寄せ
キャベツを結球させるためには、外葉を成長させなければなりません。その外葉を成長させるためには、追肥と寄せ土が必要になってきます。また、肥料不足になると、葉の色が薄くなったり、結球が小さいまま成長しなくなったりします。
1回目の追肥と土寄せのタイミング
植え付けから2週間後、本葉が10枚になった頃がタイミングの時期です。

プランター栽培は、
培養土をスコップ2杯分と化成肥料を10gほどを混ぜ合わせ、株元から10cm〜15cmほどあけるか、プランターのふちに入れていきます。


地植え栽培は、
畑1㎡あたり化成肥料50gをうねの片側にまき、土と肥料を軽く混ぜうねにあげます。株元から10cm〜15cmほどあけます。

2回目の追肥と土寄せのタイミング
1回目の追肥から2週間〜3週間経ったころがタイミングの時期です。ちょうど結球するころになっています。キャベツを結球させるには肥料が必要なので、2回目の追肥は忘れないようにしましょう。
プランター栽培は、
1回目と同様に追肥と土寄せを施します。
地植え栽培は、
1回目と反対のうねに同じようにします。
害虫予防
防虫ネットは、苗の植え付けから収穫するまでしておくのがベストです。防虫ネットを外してしまうと、たちまち虫に食べられてしまいますので注意が必要になります。
もし、防虫ネットを外すのであれば、葉っぱに虫がついていないか確認しましょう。虫を捕殺しなければ、せっかく育てたキャベツが食べられなくなってしまいます。
キャベツが結球する時期
キャベツは品種によりますが、種まきから70日〜90日、植え付けてから40日〜60日ほどで結球する時期になります。
キャベツが結球する適期温度は、13℃〜20℃で気温が低くなってくると結球しにくくなります。そして、初期生育が悪かったり、葉っぱが20枚ほどに成長していなければ結球することができません。

キャベツを結球させる
葉っぱを成長させるためには、
- 肥料と土が必要です。追肥と土寄せは定期的に施すようにします。
- キャベツが密集しないように、株間をとるようにしましょう。
- 防虫ネットなどで害虫予防をし、葉っぱを食べられないようにします。
キャベツを収穫
結球部分を手で押して中身が固くしまっていれば、収穫のタイミングです。
結球部分を手でななめに傾けて、外葉の間に包丁を入れて押し切ります。

収穫時期が遅くなると、とう立ちになることがあります。キャベツの頭が尖ってきたら、とう立ちが始まるサインなので、葉っぱがやわらかいうちに収穫することをおすすめします。
我が家はとう立ちしてしまいました。

キャベツが苦い原因
キャベツを食べると苦みを感じたりすることがあります。キャベツの苦みの原因は、アブラナ科の野菜に含まれるイソチオシアネートやポリフェノールなどの成分で苦みが出ることがありますが、食べても問題はありません。キャベツの苦みをとるためには、よく水洗いしキャベツを切ってから時間を置かずに食べるようにしてください。
キャベツを洗うと白いものが浮く
キャベツを洗うと白い油のようなものが浮くことがあります。その浮いている白いものは、「ブルーム」という天然物質です。ブルームは、キャベツが乾燥や寒さから身を守るために分泌する天然のロウ物質で、口に入れても問題ありませんので安心して食べることができます。
キャベツと相性が良い野菜と相性が悪い野菜
野菜には、相性が良い野菜と相性が悪い野菜があります。一緒に植えることで良い影響を与える野菜もあれば、一緒に植えることで生育不良や病害虫の影響が出たりする野菜もあるので、確認していきましょう。
キャベツと相性が良い野菜
キャベツと一緒に植えると良い野菜は、
- セロリ
- レタス類
キャベツなどのアブラナ科とレタス類は相性が良く、サニーレタスは害虫を呼び寄せにくい野菜といわれています。
我が家も、アブラナ科の野菜はサニーレタスと一緒に植えています。
サニーレタスの育て方の記事はこちらで紹介しています。
キャベツの後作や前作に植えると良い野菜は、
- インゲン
- そら豆
- なす
- トマト
- ピーマンなど
キャベツの後作や前作には、マメ科やナス科の野菜が良いといわれています。
キャベツの後作におすすめなトマトの育て方の記事はこちらで紹介しています。
キャベツと相性が悪い野菜
キャベツと一緒に植えないほうがいい野菜は、
- ネギ
- ニンニク
- ジャガイモなど
ネギやニンニクと一緒に植えるとキャベツが結球しにくくなるので、一緒に植えないようにしてください。
キャベツの後作や前作に植えないほうがいい野菜は、
- ジャガイモ
- 同じアブラナ科
同じアブラナ科の野菜を後作や前作に植えると連作障害になり、生育不良や病害虫の影響を受けやすくなるので、キャベツの後作や前作に植えないようにしましょう。
まとめ
プランターや植木鉢でキャベツの育て方を紹介しました。そして、秋植えでキャベツの苗から栽培することで、家庭菜園初心者の方でも簡単に始めることができます。
キャベツ以外の秋植え野菜をこちらで紹介していますので、読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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