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プランターでほうれん草の育て方|初心者は秋冬栽培がおすすめ。

初投稿2024年11月20日

毎日の食事やお弁当のおかずにも適しているほうれん草。鉄分やビタミン類などの栄養価が高く、おひたしや炒め物など食べ方が豊富なので重宝されています。

ほうれん草は、種まきから収穫までの栽培期間が30日〜50日ほどと短く、畑がなくても限られたスペースやプランター、植木鉢でも育てることができるので、家庭菜園初心者の方におすすめな野菜です。

この記事では、プランター栽培でほうれん草の育て方を紹介しますので、最後まで読んでくださいね。

 

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ほうれん草の栽培時期

ほうれん草は涼しい気候を好むため、気温が15〜20℃の間が理想的で、春や秋に栽培するのが適しています。しかし春は、暖かくなり害虫が増えてくる時期なので、失敗しやすくなります。

秋冬の季節になると気温が下がってくるため、害虫も少なくなるので初心者の方にも育てやすいです、そして、種の品種を冬越し用を選べば失敗しにくくなり、種まき時期を秋から冬と少しずつずらしていくと、収穫も期間を長く楽しむことができます。ほうれん草栽培を始めてする方は、秋冬の時期にするのがおすすめです。

 

春植え

3月〜5月ごろ。暖かくなるので、害虫が増えてくるので注意が必要になります。

 

秋植え

8月下旬〜9月ごろ。涼しい気候の下でよく育ち、寒さに強い品種を選べば秋から冬にかけ順調に成長し、長い間収穫が楽しめます。寒くなるので害虫が少なくなるので、初心者の方は秋植えから始めるのがおすすめです。

 

冬植え

10月〜12月ごろ。寒さに強い品種を選びます。11月以降になりますと、寒くなり成長が遅くなることもあるので、春に収穫することを目指すとよいでしょう。

 

ほうれん草を秋冬に植える3つのポイント

ほうれん草を秋冬に植えるポイントを3つありますので、確認していきましょう。

 

寒さに強い品種を選ぶ
  • 冬越しができる寒さに強い品種が適しています。
霜対策をする
  • 秋冬に外で育てる場合は、霜が降りる前に苗をしっかり育てることが大切。霜除けのために不織布をかけるなどの対策をおこなくと効果的です。
日照条件に注意する
  • 秋冬は日照時間が短くなるため、できるだけ日当たりのよい場所で育てることが重要です。

 

冬越しのための準備

ほうれん草は霜に弱いため、冬越しをさせたい場合は、寒冷地ではプランターを屋内に移すか、不織布や寒冷紗をかけて霜を防ぐようにします。霜除けの対策を行うことで、冬でも収穫を楽しむことができます。

 

プランターでほうれん草の育て方

ほうれん草は、栄養価が高く比較的育てやすい野菜です。種まきから収穫まで30日〜50日ほどで栽培することができます。そして、気温が下がってくると害虫なども少なくなるので、秋冬から栽培を始めるのがおすすめです。またプランターや狭いスペースでも簡単に育てられるので、家庭菜園初心者の方にもおすすめです。

ほうれん草栽培で重要なのは、適切な土づくりと水やり、日光管理です。種まきのタイミングや間引き、水やりのコツを守ることで、順調に成長し美味しいほうれん草を収穫することがでいます。

 

必要なもの

  • ほうれん草の種
  • プランター(なるべく30cm以上のもの)なければ植木鉢でも大丈夫です。
  • 培養土(初心者の方は新しい土で栽培するのがおすすめです)
  • スコップ
  • ジョウロ
  • 化成肥料(窒素8、リン酸8、カリウム8)
  • 液体肥料(必要に応じて)
  • 苦土石灰(必要に応じて)
  • 防虫ネットや不織布(必要な方)
  • 薬剤農薬など
  • 園芸用手袋

 

肥料などが入った培養土を使うことで、土づくりをせずに簡単に始められます。初心者の方やプランター栽培には、培養土を使うことをおすすめします。

 

家庭菜園で土や野菜苗を触るのであれば、手袋は必須です。手は荒れますし、害虫や土の中にいる細菌などで手にキズをおうことがあります。手袋をして手を守るようにしましょう。

 

 

適切なプランターの選び方

ほうれん草は比較的コンパクトに育ちますが、根が十分に広がるため、幅が30cm以上、深さが20cm以上のプランターサイズのものを選ぶとよいです。

 

プランターには、排水穴が必須です。水はけが悪いと根腐れを引き起こす可能性があるので、排水性の高いプランターを選ぶようにします。

 

葉物野菜におすすめなプランター

 

ほうれん草は牛乳パックやペットボトルでも育てることができます。

牛乳パックプランターの作り方はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

家庭菜園に必要な道具類はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

土づくり

ほうれん草は、肥料を好み排水性の良い土を好みます。土が固いと根がうまく伸びませんので、堆肥や腐葉土をしっかり混ぜ込むことが大切です。土のphはややアルカリ性(6.0〜7.5)が理想的です。

赤玉土腐葉土を2:1の割合で混ぜ、土壌が酸性すぎるときは苦土石灰で中和しておくと良いです。

 

使用済みの土を使う方は、土を再生してから使うようにしましょう。そのまま使うと、病害虫の影響が出やすくなってしまいます。

使用した土の再生方法の記事は、こちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

家庭菜園初心者の方は、肥料入りの培養土を使うことで、手間が省け簡単に土づくりができます。

 

種まき方法

ほうれん草の種は直まきするのが一般的です。

ほうれん草の種
  • 土に1〜2cmの深さで溝を作り、そこに5粒ほど種をまき、種と種の間は、約3〜5cmほど間隔を空けるようにします。
  • 種をまき過ぎると、成長の妨げになりますので、種のまき過ぎには注意しましょう。
  • 種をまき終えたら、軽く土を被せます。

 

水やり

種まき直後は乾燥に注意し、土が乾かないように軽く水やりを行います。

  • 発芽するまでの約1週間は湿度を保ちつつ、土を乾燥させないようにします。
  • プランターでは、水はけが重要です。底から水が出るくらいしっかりと水をやり、鉢底が水浸しにならないように注意しましょう。加湿に注意し、土の乾燥具合を見ながら水やりを調整します。
  • 水やりは根本にやり、葉っぱにかからないように注意をします。(葉に水がかかると病気が発生しやすくなります。)特に夏は朝夕に水やりをするようにします。

 

日光と温度管理

ほうれん草の最適な温度は15〜20℃なので、暑すぎると葉が焼けてしまったり、すぐに花が咲いてしまう(とう立ち)をしてしまうので、涼しい時期に栽培するのが理想的です。

 

  • ほうれん草は日光を好むので、プランターを置く場所は、できるだけ日当たりが良い場所を選ぶようにしてください。
  • 特に春と秋冬の栽培では、直射日光が5〜6時間当たる場所が理想的です。半日陰でも育ちますが、できるだけ明るい場所を選ぶようにしましょう。
  • 夏の高温時期には、午後の強い日差しを避けるために日よけを使うことを考えるといいです。ほうれん草は涼しい気候を好むため、夏には高温が続かないように注意が必要です。

 

間引きと間隔

ほうれん草の発芽
  • 発芽した後、元気に育っている苗を残し、間引いていきます。間引くことで残った苗が広がりやすく健康的に成長します。
  • 株間を15〜20cmほどに保ち、根がしっかり広がるようにスペースを確保します。

 

肥料と追肥

ほうれん草は発育が早く、肥料を必要とする野菜ですが、過剰な肥料は逆に葉が苦くなったり硬くなったりとほうれん草の味が悪くなることがあります。

  • 発芽後、1ヶ月ほど経ったころ成長に合わせて追肥をしていきます。
  • 液体肥料を使う場合は、2ℓの水にリキダス原液をキャップ1杯を水やり程度に与えます。化成肥料を使う場合は、20gほどの少量を施すようにします。

ほうれん草の成長に合わせて、肥料を与えるようにしましょう。

 

ほうれん草が大きくならない

ほうれん草が大きくならない原因は、気温、土の栄養、水分管理、苗が密植していたり害虫被害など、さまざまな要因が考えられます。

特に秋冬に栽培されている方は、気温が低いのが原因で成長が遅くなっていることが多いです。我が家でも、ほうれん草が大きくならなかったときは、プランターを日の当たるところに移動させたら、成長してきました。地植えの方は、肥料や水を与える前に、ビニールや不織布などを被せて寒さ対策をしてみてはいかがでしょうか。

肥料を与え過ぎますと、苦くなったり硬いほうれん草になる可能性がありますし、水を与えすぎると根腐れの原因になってしまいますので注意が必要です。

 

病害虫対策

ほうれん草は比較的病害虫に強いですが、アブラムシやヨトウムシがつくことがあります。見つけたら早めに取り除くようにしましょう。

また、病気としては「うどんこ病」や「灰色かび病」などがあります。湿度が高くなると発生しやすくなるため、風通しの良い環境で育てることが重要です。もし病気が発生した場合は、葉が湿らないように水やりを工夫したり、虫除けネットや不織布などを使用するといいです。

不織布は寒さ対策にもなるのでおすすめです。

 

収穫

ほうれん草は、種まきから約30〜50日で収穫できます。

ほうれん草
  • 若い葉を収穫する場合は、株の外側から順番に葉を手で折るか、ハサミでカットして摘んでいきます。内側から新しい葉が出てくるので、少しずつ収穫することができます。
  • 全体を収穫する場合は、株を根ごと引き抜きます。収穫が遅れると、とう立ち(花芽ができること)が始まりますので、とう立ち前に収穫することをおすすめします。とう立ちしてしまうと、葉が硬くなり味が苦くなることがあります。

 

ほうれん草と相性がいい野菜と悪い野菜

ほうれん草には相性がいい野菜と悪い野菜がありますので、確認していきましょう。

 

ほうれん草と相性がいい野菜

  • にんじん
  • 大根
  • かぶ
  • さつまいも
  • えんどう豆
  • レタス
  • 小松菜
  • 白菜
  • ブロッコリー
  • インゲンなど

ほうれん草を秋冬に栽培した後は、我が家では栽培期間が短い小松菜や、春夏野菜のえんどう豆やインゲン豆、さつまいもなどを栽培しています。

プランター栽培できる小松菜や白菜の記事はこちらで紹介しています。

 

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ほうれん草と相性が悪い野菜

  • トマト
  • ピーマン
  • ジャガイモ
  • きゅうり
  • かぼちゃなど

ほうれん草は、ナス科とウリ科の野菜と相性が悪いといわれています。秋冬にほうれん草を栽培された方は、夏野菜にナス科とウリ科の野菜を同じ場所で栽培するのは避けるようにしましょう。

 

連作を避ける

同じ場所に毎年ほうれん草を植えると、土壌中の栄養素が偏ったり、害虫が増えることがあります。できれば3〜4年ほどほうれん草を同じ場所で育てないようにしましょう。

 

まとめ

ほうれん草の栽培は、プランターやスペースが限られていても手軽にでき、収穫が楽しめるので家庭菜園が初心者の方にも適しています。そして、秋冬に栽培することで害虫被害も少なくなるので、失敗しにくくなります。

ほうれん草は、土づくり、種まき、間引き、肥料や水やりの管理をしっかり行い、日光を確保することで元気なほうれん草を育てることができます。少しの手間で家庭で新鮮なほうれん草を楽しんでください。

ほうれん草以外にも、ネギやトマト、秋に栽培する野菜などの記事はこちらで紹介しています。

 

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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プランター栽培で使い終わった古い土を再利用|リサイクル材を使って簡単な再生方法

初投稿2024年11月3日

家庭菜園などでプランター栽培で使い終わった土や、古い土をどうすればいいのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も野菜の栽培が終わった土を

  • 次の栽培で再利用できるのか?
  • 再利用するのなら、どうすればいいのか?

そのようなことを思ったことがあります。

我が家では、プランター栽培で使い終わった土を、リサイクル材を使って植物を生育する土の状態にしてから、次の栽培に再利用しています。

この記事では、プランター栽培で使い終わった土や古い土を、リサイクル材を使って簡単に再生する方法を紹介しますので、最後まで記事を読んでくださいね。

 

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プランター栽培で使い終わった土や古い土はどうすればいい?

プランター栽培で使い終わった土や古くなった土は、再利用することができます。

次の栽培を予定していない方は、土を処分するといいでしょう。しかし、次の栽培を予定している方は、土を再利用することをおすすめします。

 

古い土を廃棄処分する

使わなくなった古い土は、置いておくと場所もとり邪魔になってしまうので、どうしたらいいかわからないと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

古い土を廃棄処分するには、お住まいの自治体によって変わってきます。私の住んでいる地域では引き取ってくれませんでしたので、知り合いの農家さんに引き取っていただきました。

自治体によっては、回収してくれるところもあるかもしれませんので、お住まいの自治体に問い合わせしてみてください。

自治体以外にも、専門業者さんや土を購入したホームセンターなどで引き取ってくれるところもあるので、こちらも問い合わせしてもいいかも知れません。

 

土を廃棄するには、処分料がかかってくるのを覚えておいてください。また、不法に廃棄をしてしまうと犯罪になりますのでやめましょう。

 

古い土を、そのまま使うとどうなる?

使い終わった土や古い土をそのまま使うと、古い土の中にいる病原菌や害虫などが発生しやすくなります。

  • 害虫、病原菌などが土の中にいる
  • 植物の根っこやゴミなどが残っている
  • 土の中の栄養バランスが悪くなり、水はけが悪くなったり、固くなる
  • 連作障害が出やすくなる

次に栽培する植物の生育に悪影響をもたらす可能性があるため、古い土を使うときは土を再生し、土壌改良が必要になってきます。

 

家庭菜園で使い終わったや古い土は再利用する

使った土を再利用するのであれば、植物の根などを取り除いたり土を消毒をしてから、次の植物を植えられる状態にしなければいけません。そして、植物に必要な栄養分を施す土づくりが必要になります。

野菜や花などを育てず、庭や花壇などに土をまこうと考えていらっしゃる方も、なるべく土を消毒してから庭などにまきましょう。そのまま使ってしまうと今植えている植物が、病原菌や害虫の被害にあう可能性がありますので、消毒することをおすすめします。

 

リサイクル材を使って簡単な再生方法

使用済みの土を再生するということは、元の培養土に戻すということではなく、土をふるいにかけたり、日光消毒やリサイクル材などを使って、「植物を生育できる土の状態にする」ということになります。

 

わかりやすく言うと、土を再生しても「元の培養土に戻ることはありません」そして、病害虫の影響が出る可能性があるということも覚えておいてくださいね。

 

我が家で使っているリサイクル材は、「まくだけで甦る土のリサイクル材」になります。

 

リサイクル材

 

土をふるいにかける

  • プランター栽培などで終わった野菜の茎などをプランターから外します。

    終わった野菜栽培のプランター
  • ベランダや床などを汚したくない方は、ビニールシートなどを準備し、その上に使用済みの土を広げます。(我が家はそのままセメントの上に土を広げています。)

    土をセメントの上に広げます
  • 軽く土をならし、虫などがいないか確認します。虫がいれば取り除きます。

    虫がいれば取り除きます
  • ふるいに土を入れ、草の根っこやゴミだけを取り除きます。ふるいに残った大きめの土や石は、次に使用できますので残します。(我が家はふるいがないので、かごで土をふるっています。)この作業を繰り返していきます。

    かごで土をふるいます

 

 

 

土を日光消毒する

  • 黒いビニール袋に、ふるいにかけた土と少し水を加えて袋の口をしばり、太陽が当たるところに置いておきます。(我が家は、土をそのままセメントの上に置き日光消毒をしています。)

    セメントの上で土を日光消毒します

日光消毒の期間

夏は1週間

春・秋は2週間

冬は1ヶ月ほど

 

  • 日の当たるところに置いておきます。これで日光消毒の出来上がりです。

 

植物をすぐに植えない

植物をすぐに植えないのであれば、植える時期が来るまで土を保管しておきましょう。

 

再生した土や余った培養土の保管方法

再生した土は、培養土の袋や日光消毒で使った袋などに入れて、袋の口をしばり雨に濡れないところに置きます。また、余った培養土も同じように袋の口をしばり、雨に濡れないところに置き、植物を植える時期まで保管しておきましょう。

 

保管していた土を使用するときの注意点

保管していた土を使うときは、土が湿っているのであれば、そのまま使えるのですが、土が乾いているときは、少し水を加え土を湿らせてから使うようにします。

乾いた状態で、苗を植え付けてしまうと活着しにくく枯れやすくなるため、必ず土を湿らせてから使うようにしましょう。

 

植物をすぐに植える

植物を植え付ける2週間前に腐葉土元肥を入れていきます。育てる植物により元肥などは変わってきます。もし害虫がいた土は念のために、薬剤を入れておくと害虫予防になります。我が家もコガネムシの幼虫が多いので、薬剤を使っています。

薬剤を使っています

 

 

リサイクル材を入れる

我が家が使っている「まくだけで甦る土のリサイクル材」のやり方になります。

 

前もって準備が整う方であれば、植え付ける2、3日前にリサイクル材を入れていきます。時間が取れない方は、植え付ける当日でも構いません。

 

65Lのプランターに、リサイクル材を1.2Lを混ぜます。

これだけでOKなので簡単に古い土を再生することができます。

リサイクル材を混ぜます

 

 

 

再生した土で野菜栽培

再生した土でネギや小松菜を栽培しています。

ネギ

 

 

小松菜

 

ネギや小松菜の栽培方法はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

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まとめ

プランターで使い終わった古い土を、リサイクル材を使って再生する方法を紹介しました。

古い土を再利用することで、経済的ですし、土を無駄にせずにすみます。しかし、土を再生しても元の培養土に戻ることはありませんので、病害虫の影響が出る可能性もあるいうことは覚えておいてください。

 

野菜栽培の記事をこちらで紹介していますので、よかったら読んでみてくださいね。

 

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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赤紫蘇の塩漬けの保存方法|冷凍した赤しそでしば漬けの作り方

初投稿2024年10月8日

赤紫蘇

梅干し作りをしていて、赤しそが出回る時期と梅酢が上がるタイミングが合わないときがあります。

  • まだ梅酢が上がりきれていないけど、赤紫蘇が店頭で売れられいるので、買おうかと迷っている。
  • 塩漬けした赤紫蘇は保存できるのかな。
  • 赤紫蘇の塩漬けの保存方法を知りたい。

そのようなお悩みの方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

まだ梅酢が上がりきれていない方も、赤紫蘇を見かけたら購入して大丈夫です。赤紫蘇は塩漬けにして、梅酢に漬けておけば常温でも保存することができますし、梅酢に漬けなくても冷凍したり冷蔵庫で保存することもできます。我が家では、冷凍した赤しそで梅干しやしば漬けを作ったりしています。

この記事では、赤紫蘇の塩漬けの保存方法と冷凍した赤しそでしば漬けの作り方を、紹介しますので最後まで読んでくださいね。

 

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赤紫蘇の塩漬けの保存

梅酢が上がる前に、赤紫蘇が出回っていて買ったはいいけど、赤紫蘇の保存はどうすればいいの。そのようなお悩みの方もいらっしゃると思います。

そのような方は、赤紫蘇を塩漬けにしていただき、そのあと梅酢に赤紫蘇を漬けて常温で保存します。梅酢は昨年使ったもので構いません。なるべく塩分18%以上の塩分濃度が高いものがおすすめです。梅酢が赤梅酢でも白梅酢でもどちらを使っても構いません。我が家は昨年梅干しに使ったものなので、赤梅酢を使用します。

 

塩分20%で作った梅干しの梅酢

 

梅酢がない方はこちらで購入することができます。

 

 

 

 

 

梅干しを常温で保存する方

梅酢に漬けた赤紫蘇の保存は、冷蔵や冷凍がいいと思われがちですが、冷蔵や冷凍したときの温度変化により水滴が出てしまい、カビが生える可能性があるため、梅干しを常温で保存される方は赤紫蘇も常温で保存するようにします。

 

赤紫蘇の塩漬けの保存方法(常温)

買ってきた赤紫蘇の下ごしらえをし、塩漬けにします。

赤紫蘇の下ごしらえ(塩漬け)

 

赤紫蘇の塩漬けのやり方はこちらで紹介しています。

 

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  • 塩漬けにした赤紫蘇をジップロックに入れます。
  • 赤紫蘇がヒタヒタに浸かるまで、梅酢を入れジップロックの空気を抜いて出来上がり。温度変化のしにくいところで保存しておきます。

 

保存状態が良ければ赤紫蘇は常温で半年ほど保存できます。

 

梅酢に漬けない赤紫蘇

塩漬けにした赤紫蘇を、そのまま常温で保存すると傷んでしまいますので、梅酢に漬けないのであれば、冷凍するか冷蔵庫で保存するようにしてください。

梅酢に漬けていない赤紫蘇の保存期間は、冷蔵で1ヶ月ほど、冷凍で3ヶ月〜4ヶ月ほどを目処に使うようにしてください。

 

減塩梅干しなど冷蔵保存する方

減塩梅干しにされる方や、ハチミツや氷砂糖などを入れた甘い梅干しにされる方は、梅干しを冷蔵庫で保存すると思います。そのような方は、梅酢に漬けた赤紫蘇を冷蔵庫で保存しても構いません。冷蔵でも常温で保存した赤紫蘇をどちらを使っても構いません。

減塩梅干しや甘い梅干しの作り方はこちらで紹介しています。

 

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赤紫蘇の塩漬けの保存方法(冷蔵)

梅干しを冷蔵庫で保存する方は、ジップロックに入れた梅酢に漬けた赤紫蘇をそのまま冷蔵庫で保存してください。

保存期間は冷蔵庫で1年ほど日持ちします。

 

塩漬けした赤紫蘇の使い道が決まっていない方

梅干しに使うのか、お料理に使うのか、何に使うのかまだ決まっていない方は、梅酢に漬けず赤紫蘇を塩漬けにしたものを、そのまま冷凍します。梅酢に漬けていないので、しそジュースやしば漬けなどに使うことができますし、もちろん梅干しにも使うこともできます。

我が家は、冷凍した赤紫蘇を使ってしば漬けや、梅干しを作っています。

 

赤紫蘇の塩漬けの保存方法(冷凍)

赤紫蘇の塩漬けを準備します。

塩漬けした赤紫蘇

 

  • 塩漬けにした赤紫蘇をジップロックに入れます。

    赤紫蘇をジップロックに入れます
  • ジップロックの空気を抜いて冷凍庫で保存します。塩が入っているので完全に凍っていません。パサパサした感じです。

    塩漬けした冷凍赤紫蘇

 

冷凍で3ヶ月〜4ヶ月ほどを目処に使うようにしてください。

 

冷凍した塩漬けの赤しその活用

冷凍した塩漬けした赤しそでしば漬けや梅干しを作ることができます。

 

冷凍梅で梅干しの作り方はこちらで紹介しています。

 

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冷凍した赤しそでしば漬けの作り方

赤紫蘇は冷凍したもの以外に、冷蔵したもの、作りたてのものでも何を使われても大丈夫です。(梅酢に漬けていない塩漬けした赤紫蘇ならOK。)

 

材料
  • なす 1本
  • 塩 (ナスの重さに対して3%)
  • 塩漬けした赤紫蘇 10gほど
  • 酢 大さじ2杯(30cc)
  • 新しょうが 10gほど
  • 砂糖 小さじ1杯(お好みで)

甘みが欲しい方は砂糖を入れます。我が家は甘みよりも酸っぱいのが好きなので、砂糖は入れません。

 

作り方
  • なすを5mmほどの薄さに切ります。食感が欲しい方は、3cmほどの長で1cmほどの太さの棒状にするとポリポリ食感も味わえます。切り方を変えればいろいろな食感が味わえます。食べやすい大きさであれば何でも構いません。

    ナスを食べやすい大きさに切ります
  • 切ったナスに塩を振り、10分ほど置き水分を出すようにします。

    10分ほどおくとナスから水が出ます
  • ナスを絞りナイロン袋に入れ、塩漬けした赤紫蘇を10gと新しょうが10g、お酢を大さじ2杯(30cc)も一緒に袋に入れます。

    材料を袋に入れ軽く混ぜます。
  • 混ぜた材料を軽くもみ、冷蔵庫で1日置くと出来上がり。

    ナスのしば漬け

防腐剤や添加物を使っていないので、日持ちはしません。冷蔵庫で2日ほどを目処に食べ切るようにしてください。

 

まとめ

塩漬けした赤紫蘇の保存方法と冷凍した赤しそでしば漬けのを紹介しました。

それぞれの家庭や使う用途などで、保存方法を選ばれたらいいと思います。我が家では、塩漬けした赤紫蘇は冷凍し、冷凍梅で梅干しを作ったり、しば漬けを作ったりしています。らっきょうも赤紫蘇と相性がいいので、らっきょうの甘酢漬けに興味がある方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。

 

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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プランターでサニーレタス(リーフレタス)の育て方|初心者は苗から栽培するのが簡単

初投稿2024年10月4日最新更新日2024年11月3日

サラダに欠かせないレタス。レタスは、結球する玉レタスと結球しないリーフレタスがあります。

玉レタスはスーパーなのでもよく売っている葉が巻いたレタスで、リーフレタスは葉先がちぢれたレタスで、葉先が赤紫色に色づいて縮れたレタスは、サニーレタスと呼ばれています。サニーレタスは、葉にボリュームがあり華やかなので、サラダ以外にもお弁当などに使う方も多いのではないでしょうか。

 

・家庭菜園でレタスを作ってみたい。

プランターでレタス栽培はできないのかな?
 
そんなお悩みの方に試していただきたいのが、プランターで栽培するサニーレタスです。サニーレタスであれば、プランターや植木鉢でも栽培できますし、苗から栽培することで植え付けから1ヶ月〜2ヶ月ほどで収穫できるので、初心者の方にも育てやすい野菜です。

この記事では、プランターでサニーレタス(リーフレタス)の育て方を紹介しますので、最後まで読んでくださいね。

 

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サニーレタス(リーフレタス)の栽培時期

サニーレタスは、2月下旬ごろ〜5月ごろの春まきと、9月初めごろ〜10月ごろの秋まきがあります。サニーレタスは真夏の暑さに弱いので夏の栽培には向いていません。サニーレタスを栽培するのであれば春か秋が栽培しやすく、初心者の方であれば、気温が下がって温度管理がしやすく害虫が少なくなる、秋から始めるのがおすすめです。

サニーレタス以外にも、秋に植え付けるおすすめ野菜を紹介しています。

 

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サニーレタスは苗から栽培するのが簡単

サニーレタスは、種をまいてから苗まで育てるのに1ヶ月ほどかかります。そして、生育の良い苗を育てないと、生理障害や病害虫の影響で収穫することができなくなることもあります。

サニーレタスの苗は、ホームセンターなどで販売されており、良い苗を選ぶことができますし、苗を作る手間が省けるので簡単に栽培することができます。我が家もホームセンターで苗を購入して栽培しています。

 

プランター栽培でサニーレタス(リーフレタス)の育て方

サニーレタスは、畑やベランダ、狭い場所でも栽培できる野菜です。サニーレタスの株間は15cmほどなので、60cmのプランターなら2株〜3株ほど密植して栽培することができます。1株であれば植木鉢でも栽培することができますよ。

 

必要な道具類

  • サニーレタスの苗
  • プランターや植木鉢
  • 培養土
  • 防虫ネットなど
  • 化成肥料(窒素8・リン酸8・カリウム8)
  • 液体肥料(必要に応じて)
  • ジョウロ
  • スコップ
  • 農薬など(必要に応じて)
  • 園芸用手袋

 

家庭菜園で土や野菜苗を触るのであれば、手袋は必須です。手が荒れることがありますし、害虫や土の中にいる細菌などで手にキズをおうことがあります。手袋をして手を守るようにしましょう。

 

 

 

サニーレタスは横に広く根をはる野菜のため、プランターの大きさはなるべく横は60cm、深さ20cm以上あるものがベストです。60cmあれば2株〜3株ほど栽培できます。

 

 

培養土を使うことで、土づくりをせずに簡単に始められます。初心者の方やプランター栽培には、培養土を使うことをおすすめします。

 

使用した土や古い土を使用する方は、土を再生してから使うようにしましょう。使用した土の再生方法はこちらの記事で紹介しています。

 

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サニーレタスの植え付け時期

サニーレタス苗の本葉が4〜5枚になったころ、春植えは3月中ごろ〜5月ごろと、秋植えは9月中ごろ〜11月ごろが植え付け時期になります。

サニーレタスは、比較的病害虫の被害にあいにくく、早ければ植え付けから1ヶ月ほどで収穫できるので、初心者の方におすすめです。

 

サニーレタスの苗選び

本葉が4枚〜5枚で、葉先が赤紫色の葉っぱがイキイキしているものを選ぶようにします。

  • サニーレタスの苗は弱いので、葉っぱが弱々しいものは避けるようにしましょう。
  • 弱々しい苗は、植え付けても枯れてしまうことや生育障害であまり育たないことがあるので、注意します。

サニーレタスの苗

 

プランターや植木鉢にサニーレタス苗の植え付け方

大きいプランターに2株〜3株植えるときは、株間を15cmほどあけて風通しをよくなるように植え付けてください。密集していると、風通しが悪く病気になってしまうことがあります。

 

  1. プランターに培養土を7分目まで入れてます。後日、追肥と土寄せをするので、初めは土は少なくていいです。
  2. プランターに穴を掘り、苗が枯れないように水を100ccほど入れます。2株以上植えるときは、株間は15cmほどあけるようにします。
  3. 本葉が4枚〜5枚になった苗を、根鉢を崩さないように植えつけていきます。子葉を植えないように、浅く植えるようにし根元の土を軽く押さえます。

    根鉢を崩さないようにします
  4. 苗が弱いので、やさしく水やりをします。鉢底から流れるように、たっぷりあげるようにしましょう。

    苗の植え付け
  5. 防虫ネットなどをかけ、風通しの良いところに置きます。

 

サニーレタスの地植え栽培の場合

地植え栽培は、2株以上植えたり、他の野菜と一緒に植えることが多いと思いますので、株間を15cmほどあけて、風通しが良くして植えるようにしてください。

 

植え付け方はプランター栽培と同じです。

 

我が家は白菜やキャベツと一緒に植えています。

白菜と一緒に植えています



白菜の育て方はこちらで紹介しています。

 

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水やり

苗が弱いので、苗が倒れないようにやさしく水やりをしてください。

植え付けた直後は、土が乾かないようにたっぷりと水やりをします。葉がしっかり成長すれば、土の表面が乾いたら水をあげるようにしてください。

レタスは加湿を嫌うので、水をやりすぎると病気になりやすくなります。

 

追肥・土寄せ

サニーレタスを大きくするためには、肥料と土が必要です。肥料不足になると、葉が萎れてしまい、枯れてしまうことがありますので、追肥と土寄せは定期的に施すようにします。

 

1回目の追肥と土寄せのタイミング

植え付けてから10日〜2週間後が追肥と土寄せのタイミングの時期です。化成肥料と土寄せを施していきます。

 

プランター栽培は、

培養土をスコップ2杯分と化成肥料を10gほどを混ぜ合わせ、プランター全体に入れていきます。

プランターの1回目の追肥と土寄せ

 

 

地植え栽培は、

畑1㎡あたり化成肥料50gをうねの片側にまき、土と肥料を軽く混ぜうねの表面が平らになるようにならしていきます。

 

2回目の追肥と土寄せのタイミング

1回目の追肥と土寄せから2週間後が2回目の追肥と土寄せのタイミングです。

地植えの1回目の追肥と土寄せ

 

プランター栽培は、

1回目と同様に追肥と土寄せを施します。

 

地植え栽培は、

1回目と反対のうねに同じようにします。

 

3回目以降の追肥と土寄せのタイミング

その後は2週間おきに追肥と土寄せを施すようにします。

成長が遅いときは、液体肥料を水やりを兼ねて薄めた液体肥料を与えましょう。

我が家は、リキダス20mlと水2Lを100倍に希釈しあげるようにしています。

液体肥料

 

 

病害虫予防

防虫ネットは、苗の植え付けから収穫するまでしておくのがベストです。防虫ネットを外してしまうと、たちまち虫に食べられてしまいますので注意が必要になります。

防虫ネットをします

もし、防虫ネットを外すのであれば、葉っぱに虫がついていないか確認しましょう。虫を捕殺しなければ、せっかく育てたサニーレタスが食べられなくなってしまいます。

防虫ネットや不織布などを使わないのであれば、農薬や捕殺で対応するようにしてください。

 

サニーレタスを収穫

植え付けてから30日〜40日ほど経つと葉っぱが20枚ほどになったころが、サニーレタスの収穫のタイミングです。

株元から収穫してもいいですし、小さい葉を残し外葉の大きい葉っぱだけを収穫していくと、長い期間収穫を楽しむことができます。

 

サニーレタスと相性が良い野菜と相性が悪い野菜

野菜には、相性が良い野菜と相性が悪い野菜があります。一緒に植えることで良い影響を与える野菜もあれば、一緒に植えることで生育不良や病害虫の影響が出たりする野菜もあるので、確認していきましょう。

 

サニーレタスと相性が良い野菜

サニーレタスと一緒に植えると良い野菜は、

 

サニーレタスレタスは、マメ科アブラナ科の野菜と相性がいいといわれています。

我が家はキャベツや白菜とサニーレタスを一緒に植えて、害虫予防をしています。

白菜とキャベツと一緒に植えています。



プランターでキャベツの育て方はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

 

サニーレタスの後作や前作に植えると良い野菜は、

春にサニーレタスの収穫が終わった後は、夏野菜の準備をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような方におすすめしたいのがトマトの栽培です。トマトも苗から栽培することができるので、初心者の方でも簡単に育てることができます。

トマトの育て方はこちらで紹介していますので、興味のある方は読んでみてくださいね。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

サニーレタスと相性が悪い野菜

サニーレタスと一緒に植えないほうがいい野菜は、

  • ネギ
  • ニラなど

サニーレタスと一緒に植えることで、生育不良を起こしやすくなるので避けるようにしましょう。

 

サニーレタスの後作や前作に植えないほうがいい野菜は、

同じキク科の野菜を後作や前作に植えると連作障害になり、生育不良や病害虫の影響を受けやすくなるので、レタスの後作や前作に植えないようにしましょう。

 

まとめ

プランターでサニーレタスの育て方を紹介しました。苗から栽培することで初心者の方でも始めやすくなります。

サニーレタス以外にも珍しいハイビスカスローゼルの育て方を紹介していますので、興味のある方は読んでみてくださいね。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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キャベツ栽培|初心者は苗から秋植えが簡単。プランターや植木鉢でキャベツの育て方

初投稿2024年10月2日最新更新日2024年11月3日

キャベツは、炒め物やサラダなど使い道が豊富で、ビタミンCやカルシウム、食物繊維などの栄養がたくさん含まれている野菜です。キャベツは、スーパーや産直などで一年中手に入りやすい野菜なので、家庭でも重宝している方も多いのではないでしょうか。

 

・初心者でも家庭菜園でキャベツを栽培できないのかな?

プランターや植木鉢でも、キャベツを育てられないのかな?

 

そんなお悩みをお持ちではないですか?そんな方に試していただきたいのが、グリーンボールなどの小さいキャベツです。

通常のキャベツは1.3Kg〜1.5Kgほどの大きさですが、グリーンボールなどのミニキャベツは600g〜1Kgほどの小さいキャベツなので、プランターや植木鉢でも育てることができます。また、秋植えで苗から栽培することで、家庭菜園初心者の方でも簡単に始められます。

この記事では、「キャベツのプランター栽培。初心者は秋植えでキャベツ苗から育てるのが簡単」を紹介しますので、最後まで読んでくださいね。

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キャベツの栽培時期

ミニキャベツ

キャベツの栽培時期は、2月〜3月ごろに種をまき、6月〜8月ごろに収穫する春まきと、8月〜9月ごろに種をまき、11月〜3月ごろに収穫する夏秋まきがあります。

キャベツは、比較的寒さに耐えられるのですが、暑さには弱い野菜です。生育温度が15℃〜25℃までで、気温が高すぎても低すぎても生育が悪くなります。

春まきは気温が暖かくなってくるため、害虫が多くなるので管理が大変になります。夏秋まきは気温が下がってくるため、害虫が少なくなり管理がしやすくなるので、初心者の方が種まきから栽培されるのであれば、夏秋まきから始めるのがおすすめです。

 

キャベツは苗から秋植え栽培が簡単

キャベツは、種から苗まで育てるのに1ヶ月ほどかかります。苗を上手につくらなければ、その後の生育にも影響してしまい、結球しなかったり、収穫するまで育たないこともあります。私も初めてキャベツを栽培したときは、キャベツを収穫することができませんでした。

キャベツは、秋の苗が暑さに強いものが比較的多く、秋から冬になり寒くなるため病害虫が少なくなってきます。初めてキャベツを栽培する方は、春に植えるより秋に植えるほうが簡単になります。

 

プランターや植木鉢でキャベツの育て方

キャベツは本来畑で栽培する野菜ですが、プランターや植木鉢でも栽培することができます。畑で育てたような大きいキャベツにはなりませんが、小ぶりなキャベツが収穫することができます。我が家はプランターや植木鉢で栽培しています。

必要な道具類

  • キャベツの苗
  • プランターや植木鉢
  • 培養土
  • 防虫ネットなど
  • 化成肥料(窒素8・リン酸8・カリウム8)
  • ジョウロ
  • スコップ
  • 農薬など(必要に応じて)
  • 園芸用手袋

 

家庭菜園で土や野菜苗を触るのであれば、手袋は必須です。手が荒れることがありますし、害虫や土の中にいる細菌などで手にキズをおうことがあります。手袋をして手を守るようにしましょう。

 

 

 

キャベツは横に広く根をはる野菜のため、プランターの大きさはなるべく横は60cm、深さ20cm以上あるものがベストです。

 

 

培養土を使うことで、土づくりをせずに簡単に始められます。初心者の方やプランター栽培には、培養土を使うことをおすすめします。

 

使用済みの土を使う方は、土を再生してから使うようにしましょう。そのまま使うと、病害虫の影響が出やすくなってしまいます。

使用した土の再生方法の記事は、こちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

キャベツの植え付け時期

キャベツ苗の本葉が5〜6枚になったころ、9月〜12月ごろが植え付け時期になります。早すぎると暑さで枯れしまいますし、遅すぎると生育が悪く結球しなくなります。苗を植え付けてから収穫までは、小さいキャベツであれば2.5ヶ月〜3ヶ月ほど、大きいキャベツであれば3ヶ月〜4ヶ月ほどかかります。

 

キャベツの苗選び

グリーンボール苗

 

8月終わりごろになると、ホームセンターなどでたくさん苗が並びます。本葉が4枚〜6枚ほどのもので、葉っぱや茎がしっかりしたものを選ぶようにしましょう。葉っぱが少ないものを選んだ場合は、しばらく葉っぱを育ててから植え付けるようにします。

なるべく植え付けるまで、防虫ネットなどを被せ虫を寄せ付けないようにしましょう。キャベツの中心部分を食べられてしまうと、植え付けしても枯れてしまいます。

 

プランターや植木鉢にキャベツ苗の植え付け方

  1. プランターや植木鉢に培養土を7分目まで入れます。土寄せをするので、培養土を入れすぎると水やりのときに、プランターから土が流れてしまうので入れすぎないようにします。
  2. 植え穴に、根が枯れないように水を100ccほど入れます。
  3. 水が引いたら、根鉢を崩さないように根元を軽く押さえ、深植えにならないように植え付けます。

    根鉢を崩さないようにします


  4. 今回は防虫ネット使わず農薬(オルトラン)を少し入れ害虫予防をしました。農薬を使いたくない方は、防虫ネットで害虫予防をしてください。

    オルトランをふりました
  5. たっぷり水をあげ、日の当たるところにプランターを置きます。

    プランターにキャベツの植え付けをしました。
キャベツの地植え栽培の場合

株間は早生なら30cm〜40cm、中晩生は40cm〜45cmほど必要です。株間が狭いと大きくならず、広すぎると葉がかたくなります。

 

植え付け方は、プランターと同じようにします。地植えは白菜とレタスも一緒に植え付け、害虫予防のため防虫ネットをしました。

地植え栽培。白菜とレタスも一緒に植えています。

 

水やり

キャベツは乾燥を好むため、水やりは控えめにあげるようにします。

プランター栽培は、土が乾き切ったときが水やりのタイミングです。地植え栽培は、定期的に雨が降っているのであれば、1〜2週間に1回で十分です。雨が降らなければ、プランター栽培と同じように土が乾き切ったら水やりをするようにします。

 

追肥・土寄せ

キャベツを結球させるためには、外葉を成長させなければなりません。その外葉を成長させるためには、追肥と寄せ土が必要になってきます。また、肥料不足になると、葉の色が薄くなったり、結球が小さいまま成長しなくなったりします。

 

1回目の追肥と土寄せのタイミング

植え付けから2週間後、本葉が10枚になった頃がタイミングの時期です。

追肥と土寄せのタイミングです

プランター栽培は、

培養土をスコップ2杯分と化成肥料を10gほどを混ぜ合わせ、株元から10cm〜15cmほどあけるか、プランターのふちに入れていきます。

プランターの縁に入れていきます

 

地植え栽培は、

畑1㎡あたり化成肥料50gをうねの片側にまき、土と肥料を軽く混ぜうねにあげます。株元から10cm〜15cmほどあけます。

地植え栽培の追肥と土寄せをしました。

 

2回目の追肥と土寄せのタイミング

1回目の追肥から2週間〜3週間経ったころがタイミングの時期です。ちょうど結球するころになっています。キャベツを結球させるには肥料が必要なので、2回目の追肥は忘れないようにしましょう。

 

プランター栽培は、

1回目と同様に追肥と土寄せを施します。

 

地植え栽培は、

1回目と反対のうねに同じようにします。

 

害虫予防

防虫ネットは、苗の植え付けから収穫するまでしておくのがベストです。防虫ネットを外してしまうと、たちまち虫に食べられてしまいますので注意が必要になります。

もし、防虫ネットを外すのであれば、葉っぱに虫がついていないか確認しましょう。虫を捕殺しなければ、せっかく育てたキャベツが食べられなくなってしまいます。

 

キャベツが結球する時期

キャベツは品種によりますが、種まきから70日〜90日、植え付けてから40日〜60日ほどで結球する時期になります。

キャベツが結球する適期温度は、13℃〜20℃で気温が低くなってくると結球しにくくなります。そして、初期生育が悪かったり、葉っぱが20枚ほどに成長していなければ結球することができません。

結球が始まりました。

 

キャベツを結球させる

葉っぱを成長させるためには、

  • 肥料と土が必要です。追肥と土寄せは定期的に施すようにします。
  • キャベツが密集しないように、株間をとるようにしましょう。
  • 防虫ネットなどで害虫予防をし、葉っぱを食べられないようにします。

 

キャベツを収穫

結球部分を手で押して中身が固くしまっていれば、収穫のタイミングです。

結球部分を手でななめに傾けて、外葉の間に包丁を入れて押し切ります。

ミニキャベツの収穫

収穫時期が遅くなると、とう立ちになることがあります。キャベツの頭が尖ってきたら、とう立ちが始まるサインなので、葉っぱがやわらかいうちに収穫することをおすすめします。

我が家はとう立ちしてしまいました。

とう立ちして、花が咲きました。

 

キャベツが苦い原因

キャベツを食べると苦みを感じたりすることがあります。キャベツの苦みの原因は、アブラナ科の野菜に含まれるイソチオシアネートやポリフェノールなどの成分で苦みが出ることがありますが、食べても問題はありません。キャベツの苦みをとるためには、よく水洗いしキャベツを切ってから時間を置かずに食べるようにしてください。

 

キャベツを洗うと白いものが浮く

キャベツを洗うと白い油のようなものが浮くことがあります。その浮いている白いものは、「ブルーム」という天然物質です。ブルームは、キャベツが乾燥や寒さから身を守るために分泌する天然のロウ物質で、口に入れても問題ありませんので安心して食べることができます。

 

キャベツと相性が良い野菜と相性が悪い野菜

野菜には、相性が良い野菜と相性が悪い野菜があります。一緒に植えることで良い影響を与える野菜もあれば、一緒に植えることで生育不良や病害虫の影響が出たりする野菜もあるので、確認していきましょう。

 

キャベツと相性が良い野菜

キャベツと一緒に植えると良い野菜は、

  • セロリ
  • レタス類

キャベツなどのアブラナ科とレタス類は相性が良く、サニーレタスは害虫を呼び寄せにくい野菜といわれています。

我が家も、アブラナ科の野菜はサニーレタスと一緒に植えています。

 

サニーレタスの育て方の記事はこちらで紹介しています。

 

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キャベツの後作や前作に植えると良い野菜は、

  • インゲン
  • そら豆
  • なす
  • トマト
  • ピーマンなど

キャベツの後作や前作には、マメ科やナス科の野菜が良いといわれています。

キャベツの後作におすすめなトマトの育て方の記事はこちらで紹介しています。

 

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キャベツと相性が悪い野菜

キャベツと一緒に植えないほうがいい野菜は、

  • ネギ
  • ニンニク
  • ジャガイモなど

ネギやニンニクと一緒に植えるとキャベツが結球しにくくなるので、一緒に植えないようにしてください。

 

キャベツの後作や前作に植えないほうがいい野菜は、

同じアブラナ科の野菜を後作や前作に植えると連作障害になり、生育不良や病害虫の影響を受けやすくなるので、キャベツの後作や前作に植えないようにしましょう。

 

まとめ

プランターや植木鉢でキャベツの育て方を紹介しました。そして、秋植えでキャベツの苗から栽培することで、家庭菜園初心者の方でも簡単に始めることができます。

キャベツ以外の秋植え野菜をこちらで紹介していますので、読んでみてくださいね。

 

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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9月・10月秋に植える野菜7選|家庭菜園初心者はプランター栽培からがおすすめ

初投稿2024年9月24日最新更新日2024年10月4日

夏野菜が終わり秋の9月・10月の時期に植える野菜を、何にしようかと悩んでる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、夏野菜が終わり秋に植えるおすすめ野菜7選を、私が実際栽培したことがある野菜を紹介しますので、最後まで読んでくださいね。

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9月・10月秋に植える野菜7選。初心者はプランター栽培がおすすめ

9月・10月の秋は、家庭菜園を始めるのには良い季節になります。夏の暑さが和らぎ、気温が下がり始めるため、葉っぱや茎が枯れにくくなり、害虫も少なくなってくるので他の季節に野菜を栽培するよりも育てやすくなります。

家庭菜園をするには、野菜を育てる環境が必要です。広い畑などがあればいいのですが、広い畑がない方やベランダなど限られた場所しかない方やにはプランター栽培がおすすめです。我が家も畑がなく、小さい花壇やガレージしかないのでプランターで栽培をしています。実際私がプランター栽培をしたことがある野菜を紹介していきますので、最後まで読んでくださいね。

色々な野菜に使えるプランター

 

 

土づくりせず、このまま使える培養土

 

 

 

秋に植えるおすすめ野菜は

  1. 葉ネギ
  2. ブロッコリー
  3. 小松菜
  4. ミニ白菜
  5. キャベツ
  6. サニーレタス
  7. ネギの再生栽培

一つずつ確認していきましょう。

 

葉ネギは秋に種をまくと栽培が簡単

ネギの栽培には、広い場所がなくてもベランダやプランターでも育てられ、あまり手をかけなくても植えっぱなしでも栽培できる野菜です。

葉ネギはいつ種まきをしても栽培できるのですが、9月、10月になりますと気温が下がることで、ネギが暑さで枯れることがなくなりますし、害虫も少なくなるので、葉ネギ栽培は秋から始めるのがおすすめです。

種まきから始めるのが大変だと思われる方は、ホームセンターなどで苗を購入して、栽培すれば簡単にネギを育てることができます。

 

ネギの栽培時期
何科 ヒガンバナ科
生育温度 15〜25℃
種まき時期 9月中頃〜11月
植えつけ時期 10月〜11月
収穫時期 11月〜2月
栽培期間 2.5〜3ヶ月

 

葉ネギの育て方の詳しい記事は、こちらで紹介しています。

 

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夏野菜の後作にはブロッコリーがおすすめ

夏野菜のトマト・ピーマン・ナスなどのナス科の後作には、アブラナ科ブロッコリーがおすすめです。

ブロッコリーは、秋植えだけではなく春植えもあるのですが、春はアオムシなどの害虫が増え管理が難しいため、気温が下がり害虫が少なくなってくる秋植えがおすすめです。

ブロッコリーは、広い畑がなくてもベランダやプランターでも栽培できますし、種から栽培しても発芽しやすいため、ご自分で種まきからでも育てることができます。手軽にブロッコリーを育てたい方は、ホームセンターなどで苗を購入し、苗から栽培してもいいかもしれません。

 

ブロッコリーの栽培時期
何科 アブラナ科
生育温度 15〜25℃
種まき時期 8月初め〜9月
植えつけ時期 8月下旬〜10月
収穫時期 1月〜2月
栽培期間 4.5〜6ヶ月

 

ブロッコリーの育て方の詳しい記事は、こちらで紹介しています。

 

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小松菜は秋植えから始めると失敗しにくい

小松菜は、早ければ種まきから30日〜40日ほどで収穫でき、発芽率が良いので家庭菜園が初めての方でも失敗が少なく育てやすい野菜です。

小松菜は虫がつきやすい野菜ですが、秋まきにすることで気温が下がり害虫が少なくなり、寒さにも比較的強い野菜のため温度管理がしやすいです。種まきを少しずつずらして栽培すると、秋から冬にかけて長い期間収穫を楽しむことができます。

我が家では毎年プランターや花壇で小松菜を栽培しています。間引いた小松菜を植える場所がなかったので、牛乳パックをプランター代わりにして育てたこともあります。

 

小松菜の栽培時期
何科 アブラナ科
生育温度 18〜25℃
種まき時期 9月〜11月
収穫時期 10月〜2月
栽培期間 1ヶ月〜3ヶ月

 

小松菜の育て方の詳しい記事は、こちらで紹介しています。

 

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9月・10月はプランターでミニ白菜を栽培

9月〜10月は白菜の苗の植え付け時期になります。

白菜は、畑で栽培することが多い野菜ですが、白菜の品種をミニ白菜にすることでプランターでも育てることができます。

ミニ白菜は植え付けから、40〜50日ほどで収穫でき栽培期間が短く、苗から栽培することで白菜を栽培したことがない方にとっても始めやすのではないでしょうか。

 

ミニ白菜の栽培時期
何科 アブラナ科
生育温度 15〜25℃
植えつけ時期 8月中頃〜9月末
収穫時期 10月〜12月
栽培期間 2.5〜3ヶ月

 

ミニ白菜の育て方の詳しい記事は、こちらで紹介しています。

 

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ミニキャベツならプランターでも栽培できる

キャベツは、通常畑で栽培することが多い野菜ですが、グリーンボールなどのミニキャベツであればプランンターや植木鉢でも育てることができます。

キャベツは、種まきから苗まで育てるのに1ヶ月ほどかかり、温度管理をして良い苗に成長させるには、初心者の方にとっては難しく手間がかかります。ホームセンターなどで苗を購入し、苗から植え付けることで、キャベツの栽培が始めやすくなります。また、害虫が多い春に栽培するよりも、気温が下がり害虫が少なくなってくる秋に栽培するのがおすすめです。

 

キャベツの栽培時期
何科 アブラナ科
生育温度 15〜25℃
種まき時期 8月〜9月
植えつけ時期 9月〜12月
収穫時期 11月〜3月
栽培期間 3.5〜4ヶ月

 

キャベツ栽培の詳しい育て方は、こちらで紹介しています。

 

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アブラナ科の野菜と一緒に植えると害虫予防になるサニーレタス

サニーレタスは、比較的害虫がつきにくく、栽培期間が1ヶ月〜2ヶ月と短いため育てやすい野菜です。

サニーレタスから出る香りが、アブラナ科の野菜につきやすいアオムシなどの害虫を、寄せ付けにくくなるため、アブラナ科の野菜と一緒に植えることで、害虫被害が少なくなります。我が家もキャベツや白菜を植えるときは、サニーレタスと一緒に植えるようにしています。

 

サニーレタスの栽培時期
何科 キク科
生育温度 15〜20℃
種まき時期 9月〜10月
植えつけ時期 9月〜11月
収穫時期 11月〜2月
栽培期間 2〜3ヶ月

 

サニーレタスの育て方はこちらで紹介しています。

 

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秋以外にも1年中植えることができるネギの再生栽培

種や苗を買って栽培するにはハードルが高い方におすすめしたいのが、スーパーなどで買ったネギの根っこを土に植えるだけで収穫できる、ネギの再生栽培です。

ネギの再生栽培は、秋だけでなく1年中育てることができますし、ベランダやプランター、空いている庭などにネギの根っこを植えておくだけで簡単に始められます。

 

ネギの再生栽培時期
何科 ヒガンバナ科
生育温度 15〜25℃
植えつけ時期 1月〜12月
収穫時期 1月〜12月
栽培期間 2週間〜1ヶ月

 

ネギの再生栽培の詳しい記事は、こちらで紹介しています。

 

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家庭菜園初心者が秋植え野菜栽培に気をつけるポイント

秋に野菜を栽培するときの、気をつけたいポイントを確認していきましょう。

 

適期に栽培すること

種まき時期や植えつけ時期を守るようにしましょう。早すぎると害虫や暑さで枯れてしまいますし、遅すぎると結球しなかったり生育障害などで収穫できないこともあります。

対策

秋は気温の変化が著しく家庭菜園初心者の方にとっては、栽培適期を判断するのは難しいので、ホームセンターなどで確認すると逃さずにすみますよ。

水管理が大切

秋植え野菜の中には、加湿を嫌う野菜もあるので注意が必要です。夏の暑いときとは違い、夏野菜のように水やりをしてしまうと根ぐさや病気になる可能性があります。

対策

敷きわらやマルチ、不織布などを使うと保湿できますよ。

 

害虫予防はしっかり

寒くなると害虫は少なくなってきますが、9月・10月の秋の時期はまだ気温が高い日が続くこともあります。防虫ネットや寒冷紗などで害虫予防をし、野菜を守るようにします。

対策

害虫がひどい場合は、殺虫剤などの薬剤散布も検討しましょう。

 

まとめ

夏野菜が終わり、9月・10月秋の時期に植えるおすすめの野菜7選と、家庭菜園初心者の方や限られた場所しかない方には、プランター栽培がおすすめということを紹介しました。

家庭菜園を始めようと思ってらっしゃる方は、温度管理や害虫予防などがしやすい秋から始めるのが失敗が少なくなります。家庭菜園を始めるには、道具類も必要になってきます。

家庭菜園におすすめな道具類の記事も紹介していますので、読んでみてくださいね。

 

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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プランターで白菜(ハクサイ)の育て方|初心者はミニ白菜を苗から栽培するのが簡単

初投稿2024年9月22日最新更新日2024年11月3日

冬の鍋物には欠かせない白菜。ビタミンCやカリウム・食物繊維などが多く含まれている栄養価の高い野菜です。そして、鍋物以外にも炒め物・煮物・サラダや漬物など食べ方が豊富なため、家庭でも重宝している方も多いのではないでしょうか。

 

・家庭菜園で白菜を育てるのは難しいと聞くけど、初心者でも栽培できるのかな?

プランターで白菜は育てられるのかな?

 

そんなお悩みはございませんか?

そんな方に試していただきたいのが、ミニ白菜です。通常の白菜は2Kg〜3Kgほどの大きさですが、ミニ白菜は500g〜1Kgほどの小さい白菜なので、プランターでも栽培することができます。また、苗から栽培することで、難しい種まき管理をしなくて済むので初心者の方でも簡単に始められます。

この記事では、「ミニ白菜を苗から育てるプランター栽培のやり方」を紹介しますので、最後まで読んでくださいね。

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プランターでミニ白菜(ハクサイ)の育て方

ミニ白菜

 

白菜は通常、畑で栽培する野菜ですが、ミニ白菜にすることでプランターでも育てることができます。

 

初心者の白菜(ハクサイ)栽培は苗から育てるのが簡単

白菜は、発芽率がよくなく発芽までの管理や防虫対策などの栽培管理が大変な野菜です。家庭菜園で白菜を栽培をするのは中級者以上の方が多く、初心者の方が白菜を栽培するのは難しいといわれています。

そこで、白菜を苗から栽培することでハードルが下がり、白菜の品種をミニ白菜にすれば、広くない畑やプランターでも育てられるので、広い畑がなくても簡単に始めることができます。そして、ミニ白菜は植え付けから40〜50日ほどで収穫でき栽培期間が短いので、初心者の方にもおすすめです。

 

それでも白菜を種から栽培したい方は、白菜の種まき時期を確認していきましょう。

白菜の種まき時期

白菜の種まき時期は、1月〜3月ごろに種をまき、5月〜6月ごろ収穫する「春まき」と、8月〜9月に種をまき、11月〜1月ごろ収穫をする「秋まき」の2回あります。

白菜は発芽率がよくなく、春まきは冬の温度管理が難しいので、初めて白菜を栽培される方は秋まきから始めることをおすすめします。

 

必要な道具類

  • 白菜の苗
  • プランター(60〜70cmの横長のもの)
  • 培養土
  • 支柱・防虫ネットなど
  • 化成肥料(窒素8・リン酸8・カリウム8)
  • ジョウロ
  • スコップ
  • 農薬など(必要に応じて)
  • 園芸用手袋

 

家庭菜園で土や野菜苗を触るのであれば、手袋は必須です。手が荒れることがありますし、害虫や土の中にいる細菌などで手にキズをおうことがあります。手袋をして手を守るようにしましょう。

 

 

 

白菜の根は広く浅く張るので、プランターの大きさは横幅が60cm〜70cmほど、深さは20cm以上のものでしたら、2株植えることができます。深いものよりも横に広いプランターを用意しましょう。

 

 

我が家のプランターは横の広さ60cm、高さ25cmの深さです。害虫予防にサニーレタスを植えたかったので、白菜は1株にしました。

プランター60cm

 

肥料などが入った培養土を使うことで、土づくりをせずに簡単に始められます。初心者の方やプランター栽培には、培養土を使うことをおすすめします。

 

使用済みの土を使う方は、土を再生してから使うようにしましょう。そのまま使うと、病害虫の影響が出やすくなってしまいます。

使用した土の再生方法の記事は、こちらで紹介しています。

 

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家庭菜園に必要な道具類はこちらで紹介しています。

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白菜(ハクサイ)の植え付け時期

白菜を植え付ける時期は、

  • 2月中ごろ〜4月中ごろ苗を植え付ける「春植え」と、9月中ごろ〜10月中ごろ苗を植え付ける「秋植え」の2回あります。

 

白菜は、害虫管理が必要な野菜のため、季節が冬から春になり害虫が増えてくる「春植え」は温度管理や害虫管理が大変です。初心者の方は、季節が秋から冬になり害虫が少なくなる「秋植え」から始めることをおすすめします。

 

ミニ白菜の植えつけ時期

ミニ白菜の植えつけ時期は、秋植えの8月中ごろ〜9月末ごろまでに植えつけ、10月〜12月ごろ収穫します。

苗を早く植えすぎると暑さで葉が枯れることがありますし、植えつけ時期が遅れると葉が大きくならず、結球しなくなることがあります。

 

「植え付ける適期を逃さないように、ホームセンターなどの店員さんに確認すると栽培適期を逃さずにすみますよ。」

 

白菜(ハクサイ)苗の選び方のポイント

  • 白菜の苗は、本葉が4〜6枚で茎が太くしっかりしたものを選びましょう。
  • 本葉が少ない苗しかない場合は、本葉が4枚〜6枚になるまで成長してから植えつけます。
  • 本葉が6枚以上多いものは、育ちすぎているのでなるべく避けるようにしてください。

 

ミニ白菜の苗(黄ごころ)2株

 

プランターに白菜(ハクサイ)の苗の植え付け方

  1. プランターに培養土を8分目まで入れます。

    プランター60cm。ミニ白菜1株植えます
  2. 苗が2株以上ある場合は、株間は20〜30cmほどあけます。
  3. 土に穴を掘り、根が枯れないように水を100ccほど入れ、土を濡らします。
  4. 苗鉢を崩さないように、二葉の下あたりに苗を置き、深く植えすぎないようにしましょう。
    根鉢を崩さないようにします
  5. 根元をやさしくキュッと押さえ、土と苗が密着するようにします。

    根元をやさしく押さえます
  6. やさしく水やりをして、日の当たるところにプランターを置きます。
  7. 防虫ネットをかけて害虫予防をします。

    防虫ネットをかけます

植えつけたあと、葉っぱがピンとしっかり立ってきたら活着(根がつくこと)したサインになります。たまに植え付けたあと、葉っぱが黄色くなることがありますが、中心の葉っぱが緑色なら大丈夫です。中心の葉っぱが黄色く枯れている場合は、早めに植え替えることをおすすめします。

 

成長記録

9月14日植えつけ、1週間後の9月21日。気温30℃超える暑さ

植えつけた頃と、植えつけてから1週間後

 

病害虫対策

防虫ネットは、苗を植え付けたときから収穫まで掛けっぱなしにしますが、気温が下がり害虫が少なれば外しても大丈夫です。

防虫ネットをかけていても、害虫や病気にかかることがありますので、適宜農薬などを散布しましょう。

 

水やりの管理

苗が枯れる原因として、水管理が重要です。植え付けたあと活着(根がつくこと)するまでは、たっぷり与えます。

活着してからは、土が乾燥しないように水やりをします。外葉が大きくなると土が乾いているかわかりにくいので、葉っぱの下の土の状態を見るようにしましょう。

白菜は、加湿になりすぎると根ぐさりを起こすこともあるので、加湿と過乾燥に注意します。

 

追肥・寄せ土

白菜は肥料を好む野菜で、葉数が少ないと結球しないので、追肥は定期的に施すようにしましょう。

特にプランター栽培の場合は、水やりにより肥料が抜けていくので、10日〜2週間おきに追肥を施すようにします。追肥と寄せ土はとても大切な作業になります。

 

植えつけてから2週間後、本葉が10枚ほどになった頃に、1回目の追肥と寄せ土を施します。畑もプランターも最初の追肥時期は同じです。

化成肥料と培養土

 

プランターの場合

  • プランターの場合は、新しい培養土をスコップ2杯分と化成肥料10gをよくかき混ぜ、プランターの縁に入れていきます。
  • プランター1回目の追肥から10日〜2週間後に2回目の追肥と土寄せをしていきます。1回目と同様にプランターの縁に土と肥料を入れてください。
  • その後は、10日〜2週間おきに追肥と土寄せを定期的に施すようにします。
  • 結球前に、肥料と土を株元に施すようにします。

 

苗を植え付けて2週間度、プランターの縁に培養土と化成肥料を混ぜた土を入れ、軽くならしました。

プランターの縁に土と肥料を入れ、軽く土をならします。

 

畑の場合

  • 畑の場合は、うねの片側に化成肥料を50gほど入れ、土と肥料を軽くかき混ぜてから、片側のうねにあげます。株元から10cmほどは空けるようにしてください。
  • 1回目の追肥から3週間後、本葉が15枚〜20枚ほどになったころ、2回目の追肥と土寄せをします。
  • 1回目と反対側のうねに、化成肥料を50gほど入れ、1回目と同じように土と肥料を軽くかき混ぜ、1回目と反対側のうねにあげます。この時も株元から10cmほど空けるようにしてください。
  • 3回目は、結球前に土と肥料を株元に施すようにします。

 

我が家は花壇で白菜を栽培していて、うねがないので株元から10cmほどのところに培養土と化成肥料で土寄せをしました。

苗を植え付けてから2週間度

 

プランター栽培も畑栽培も、結球が始まる前には必ず追肥をしましょう。

 

 

白菜(ハクサイ)を結球させるためにすること

ミニ白菜

白菜が結球する時期は、気温が15℃前後になるころが結球期になります。結球する時期に白菜の外葉を大きく、葉数を多くなければ結球しにくくなります。

 

白菜を結球させるためには、

  • 種まきや苗の植え付けを適した時期にするようにします。
  • 外葉を大きく育てるために、水やり・追肥は定期的に施しましょう。
  • 防虫ネットや農薬などを用いて害虫予防をします。

もし、結球しなかった白菜は、葉っぱはかたいですが食べることができますし、そのまま植えっぱなしにしておけば春になると、菜花になるので菜の花を食べることもできます。

 

白菜(ハクサイ)の収穫

白菜の大きさが高さ20〜30cmほどになり、白菜がある程度結球すれば収穫のタイミングです。重量は小さいもので500gほど、大きいものは1Kgほどになりますので、順次収穫し取り遅れないようにしていきましょう。

収穫時期になり、一度に収穫しないのであれば、白菜の外葉をしばって、土に植えたままにしておくと少しは日持ちはします。

 

白菜が苦くなる原因

白菜が苦くなる原因にはさまざまな要因があるといわれています。

  • 肥料の窒素が多すぎると、苦みだけではなく生理不良をおこし黒い斑点(ゴマ症)が出ることがあります。肥料は大事ですが入れ過ぎには注意が必要です。
  • 収穫が遅れると白菜が劣化していき、苦みが出ることがあります。収穫のタイミングを逃さないようにしましょう。

 

白菜の苦みを軽減するには

調理のときに下ゆでや塩もみをしてから料理すると、白菜の苦みが軽減できます。そして、少し濃いめの味付けにすると苦みが解りにくくなります。麻婆白菜や回鍋肉などがおすすめです。

 

白菜(ハクサイ)と相性のいい野菜と相性が悪い野菜

白菜にも相性のいい野菜と相性の悪い野菜があります。一緒に植えることで良い影響を与える野菜もありますが、一緒に植えることで結球しなかったり、害虫を呼び寄せたりする野菜もありますので、確認していきましょう。

白菜と相性がいい野菜

  • レタス類
  • 春菊
  • えだまめなど

 

白菜と相性がいい野菜は、キク科のレタスや春菊などです。一緒に植えることで、白菜に寄ってくる害虫を寄せ付けにくくなります。我が家では白菜やキャベツを植えるときは、サニーレタスを一緒に植えるようにしています。

サニーレタスの育て方の記事はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

白菜と相性が悪い野菜

 

白菜と相性が悪い野菜は、ネギやニンニクです。ネギやニンニクと一緒に植えると白菜の結球がしなくなりますので、ネギやニンニクと一緒に植えないようにしましょう。

 

白菜はアブラナ科の野菜のため、同じアブラナ科の野菜を一緒に植えると害虫を呼び寄せたり、病気が出やすくなります。アブラナ科の野菜を一緒に植えたり近くに植える場合は、レタス類や春菊を間に挟み一緒に植えることで、害虫予防になります。

 

白菜の後作

白菜の後作には、ほうれん草やナス科の野菜がおすすめです。ほうれん草は、冬でも種まきでき、2ヶ月ほどで栽培できるので、夏野菜までの待つ間に栽培するのはおすすめです。

白菜の後の夏野菜を何にしようかと迷われている方は、ナス科のトマトはいかがでしょうか。ほうれん草とトマトの育て方はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

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まとめ

家庭菜園で白菜を育てるのは難しいと思いますが、苗から栽培することで初心者の方でも始めやすくなります。また、品種をミニ白菜にすることで栽培期間も短く、畑がなくてもプランターでも育てることができます。

 

白菜以外の9月・10月秋植え野菜の記事はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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