初投稿2024年3月21日最新更新日2024年4月28日
お弁当のおかずや家庭の常備食にもピッタリな金時豆。豆類は体にいいので毎日食べたい食材ですが、市販の金時豆は甘すぎるので、食べるのを気にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に試していただきたいのが、自家製金時豆作りです。自分で作るので市販品のような甘すぎる金時豆ではなく、自分好みの味付けをすることができます。
この記事では、圧力鍋なしでも簡単に作ることができる甘さ控えめの金時豆の煮方を紹介しますので、最後まで記事を読んでくださいね。
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金時豆の栄養
金時豆はインゲン豆の一種で赤むらさき色をしているのが特徴。糖質をはじめタンパク質、ビタミンB群、マグネシウム、カリウムなど栄養価が高く、食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果が期待されています。
圧力鍋なしで簡単に作れる甘さ控えめな金時豆の煮方
圧力鍋を使用すると10分ほどの短時間で金時豆がやわらかくなりますが、なくても自宅にある普通の鍋で、40分ほど煮れば金時豆はやわらかくなるので大丈夫。わざわざ圧力鍋を買う必要はありません。そして、落とし蓋がなくてもアルミホイルやクッキングペーパーなどを使っても問題ないです。
金時豆煮に使う材料
私が使用した金時豆は250gで、メーカーにより金時豆の重量が変わるので200gと250gの両方のレシピを載せておきます。
金時豆が200gのレシピ
金時豆 | 200g |
---|---|
三温糖 | 80g(私は三温糖を使いましたが 家にある砂糖で構いません) |
塩 |
小さじ2分の1(2.5g) |
水 | 5カップ(1000cc) |
落とし蓋 | 私は落とし蓋がなかったので アルミホイルにしました |
なべ | 1 |
金時豆が250gのレシピ
金時豆 | 250g |
---|---|
三温糖 | 100g(私は三温糖を使いましたが 家にある砂糖で構いません) |
塩 |
小さじ2分の1(2.5g) |
水 | 6カップ(1200cc) |
落とし蓋 | 私は落とし蓋がなかったので アルミホイルにしました |
なべ | 1 |
金時豆の購入はこちらからできます。
金時豆の煮方
- 金時豆を鍋に入れ軽く水洗いします。欠けている豆などは取り除いてください。
- 水をたっぷり5カップ〜6カップ(1000cc〜1200cc)と金時豆を鍋に入れ、一晩金時豆を水戻しします。常温では6〜8時間、冷蔵庫では10〜12時間ほど置きます。
- 翌日、水戻しした金時豆の鍋を汁ごと火にかけます。沸騰するまでは中火〜強火。
- 沸騰したらゆで汁を全て捨てて金時豆はザルにあげます。ゆでこぼすことでアク抜きになります。
- 新しい水を5カップ〜6カップと金時豆を鍋に入れ火にかけます。沸騰するまでは中火〜強火でいいです。
- 沸騰してきたら弱火にし、アクが出てきたら取っていきます。落とし蓋をして煮崩れを防ぎながら豆がやわらかくなるまで煮ます。我が家では40分でやわらかくなりましたが、やわらかくなる時間は使用する豆により変わります。煮ているとつぶれている豆も出てきますが大丈夫。少しぐらいつぶれているぐらいがおいしいです。
- 指でつまんでやわらかくなれば、ゆで汁をボウルなどに取り金時豆はザルにあげます。調味料を入れると豆は柔らかくならないので、柔らかくなるまで煮るのがコツです。
- 柔らかくなった金時豆とゆで汁200ccを鍋に入れ、砂糖を半分入れ落としブタをして弱火で2分ほど煮ます。残りの砂糖と塩を加え弱火で時々混ぜながら5分ほど煮ます。混ぜすぎると豆が崩れるので注意してください。
- 味見をしてよろしければ出来上がり。薄い時は煮汁を煮詰めると甘さが凝縮されるので、なるべく調味料を足さずに煮詰めて調整ください。
- 冷めれば清潔な容器に入れ冷蔵庫で保存します。冷蔵庫で4日ほど日持ちしますので常備食におすすめです。食べきれないときは冷凍して1ヶ月ほどで食べきるようにしてください。
金時豆を煮るのに失敗しないポイント
- 金時豆の水戻し時間を(常温では6〜8時間、冷蔵庫では10〜12時間ほど)十分水戻しすることで煮る時間が短縮できますし、皮がシワになりにくく煮えムラを防ぐことができます。季節により冬場なら常温で戻しても問題ないですが、夏場など気温が高い時は冷蔵庫で戻すようにしてください。
- 私が使った金時豆は40分でやわらかくなりましたが、金時豆の種類により煮る時間が変わってきます。砂糖を入れると豆がなかなかやわらかくならないので、金時豆がやわらかく煮ることが大事です。
- 金時豆が苦くなる原因は、金時豆に含まれている成分により苦みやえぐみが出やすくなるので必ず一度はゆでこぼし(茹でて新しい水と入れ替える)を行ってください。また重曹を使うとやわかく仕上がるのですが、苦みやえぐみが出る場合があるので使用しません。重曹を使わなくても水戻しを十分行い、煮る時間を守ればやわらかく仕上がります。
- 煮崩れる原因が豆がおどることで起こりやすいので、落とし蓋と火加減を弱火にすることで煮崩れの予防につながります。また、煮汁が少なくなったら差し水を忘れず入れてください。煮汁から金時豆が出ると煮豆が割れやすい原因になります。煮豆が煮崩れたり割れても味が染みたお豆に仕上がりそれも違う美味しさが味わえます。
金時豆甘煮の使い道
金時豆の甘煮は冷凍保存ができるので、アルミカップなどに小分けをしてお弁当に入れるのもおすすめです。冷凍されているのでお弁当に入れると保冷剤が代わりにもなるので、我が家では重宝しています。
金時豆の甘煮に飽きてきたら、リメイクするのもおすすめです。我が家では金時豆の天ぷらやお好み焼きの具材に入れたりします。
まとめ
圧力鍋なしで簡単に作れる、甘さ控えめな金時豆の煮方を紹介しました。圧力鍋がなくても煮る時間を長くすれば問題なくやわらかくでき、自家製で作るので自分好みの味付けに仕上げることができます。
お豆を煮るのは難しいと思われていますが、作ってみると意外と簡単なんですよ。
金時豆以外にも圧力鍋を使わない黒豆の煮方や大豆の煮物の記事も紹介していますので、よかったら読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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