初投稿日2024年3月2日最新更新日2024年4月19日
春になるとスーパーなどで生わかめを見かけることが多くなりますよね。この時期じゃないと採れたての生わかめを味わえないので楽しみにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。生わかめは鮮度が落ちるのが早く、冷蔵庫で2〜3日と日持ちがしないので、下処理をしないまま放置するとダメにしてしまいます。
以前ネットのレシピで「下処理の湯通しをして冷凍保存する」と書かれていたので試したところ、解凍したときにわかめがやわらかくヌメりがでて美味しくありませんでした。
そこで、下処理の湯通しをしてから天日でわかめを干したところ、美味しくいただくことができました。そして、保存も常温で出来るため冷凍庫のスペースを取られずにすみました。
そこで今回は、生わかめの下処理の湯通しのやり方とわかめの干し方を紹介します。湯通しして干せば常温保存ができ、手間なくすぐ使え便利なので参考にしてみてくださいね。
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生わかめの下処理(湯通し)は必要か?
通常採れたての生わかめは茶色いものなのですが、スーパーで売られている生わかめは、すでに湯通しされたわかめ(緑色になったもの)のことがあります。その場合は湯通しする必要はありません。しかし、スーパーでも茶色い生わかめで売られている時は下処理をする必要があり、湯通しをしてから食べるようにします。
生わかめの下処理、下ごしらえ(水洗いから湯通しまで)の流れ
生わかめの水洗い
1.流水でわかめに付着しているゴミを洗い流します。
2.わかめの下先が汚いときは取り除き、きれいなわかめをザルに上げていきます。
水洗いを2回ほど繰り返します。
3.生わかめは茎がついているので、太い茎は半分に割っていきます。
細いものはそのままでも構いません。
あまりにも太い茎はわかめと茎に切り分けます。
4.洗い終わったわかめを湯通ししていきます。
生わかめのゆで方(湯通し)
1.鍋に水をたっぷり入れ沸騰させます。
2.沸騰してきたらわかめを入れます。茎があればわかめと一緒に茹でます。
この時期しか味わえない、茶色から緑色に変わるのを楽しんでください。
3.わかめの色が全部変われば、ボールに入れた冷水に入れます。
わかめを入れる量にもよりますが、時間にすると20秒ぐらいです。
4.わかめを絞り水気を取ります。湯通しわかめと茎わかめの出来上がりです。
わかめをすぐに食べる時は、食べやすい大きさに切り食卓で楽しんでください。
茎わかめは佃煮にするとごはんのお供にぴったりです。
茎わかめに佃煮の作り方はこちらの記事で紹介しています。
生わかめの保存方法
湯通しわかめは冷蔵庫で2〜3日ほどしか日持ちがしません。冷凍する方法もありますが、以前冷凍したときにヌメりが出て美味しくなかったので、我が家では湯通しをしたわかめを切らずに干して保存しています。
食べきれる分量だけを冷蔵庫で保存し、残り分は湯通し後すぐにわかめを干すことをおすすめします。
わかめ干し方
1.洗濯物干しを準備します。
2.なるべく水気を絞り、雨の当たらない風通しのいいところに天日干していきます。なるべく直射日光の当たるところは避けてください。
3.早ければ1〜2日ほどで乾くこともありますが、なるべく3日ほど天日干しをして、わかめがパリパリになるまで干すようにしてください。わかめの乾きが不十分で湿気ていると、わかめが腐る原因や日持ちがしなくなります。
天気が良く風があれば1〜2日でもパリパリに乾けば、3日干さなくても大丈夫です。
4.パリパリに乾けば乾燥わかめの出来上がりです。
乾燥わかめの常温保存の方法
1.乾燥わかめを食べやすい大きさに切っていきます。
2.ナイロン袋に乾燥わかめと必要に応じて乾燥剤を入れます。ナイロン袋を閉じ、ジップロックに入れ常温で保存します。
市販の乾燥カットわかめは、乾燥機でわかめを乾燥させて作るため常温で1年ほど日持ちができますが、自家製で天日干しなので長期保存はできませんが、常温で2〜3ヶ月は日持ちします。
干す手間はかかりますが、好きなときに食べたい量だけ使えるので便利です。わかめを乾燥させているので常温で保存でき、冷凍庫のスペースを取られなくて済みます。
わかめレシピ
すぐに料理で使えます。
魚の煮付けやうどんに使いました。
そうめんに載せている梅干しは我が家で漬けた自家製梅干しです。
梅干し作りに興味のある方は、こちらの記事を読んでみてください。
うどんのダシはやすまるだしパックを使えば、この一袋でうどん出汁が出来上がるので簡単です。
うどんダシはこちらのやすまるだし公式サイトで購入できます。
やすまるだしを使った記事はこちらで紹介しています。
まとめ
生わかめの下処理の湯通しから干し方までの流れを紹介しました。湯通ししてからわかめを乾燥させることで常温保存でき、好きなときに使えるので便利です。冷凍保存しなくていいので、冷凍庫のスペースを取られなくて済みます。
春の味覚を楽しんだ後は、6月ごろになると梅仕事やらっきょうの時期が始まります。らっきょう漬けや梅仕事の記事を紹介していますので、興味のある方は読んでくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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