初投稿日2024年4月19日最新更新日2024年8月31日
春になるとスーパーなどで生わかめや茎わかめを見かけることが多くなります。わかめの食べ方は知っているけど、茎わかめの食べ方を知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に試していただきたいのは、茎わかめの佃煮です。茎わかめの佃煮はごはんのお供やお弁当、おつまみなど常備菜にピッタリな食材です。
そこで今回は、茎わかめの塩抜きのやり方と茎わかめの佃煮の作り方を紹介しますので、最後まで記事を読んでみてくださいね。
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茎わかめの下処理(湯通し)は必要か?
通常採れたてのわかめや茎わかめは茶色いものなのですが、スーパーで売られている茎わかめは、すでに湯通しされた茎わかめ(緑色になったもの)のことが多いです。その場合は湯通しする必要はありません。しかし、スーパーでも茶色い茎わかめで売られている時は下処理をする必要があり、湯通しをしてから食べるようにします。これを湯通し茎わかめといいます。
下処理の湯通し生わかめのやり方はこちらの記事で紹介しています。
茎わかめの塩抜きは必要か?
茎わかめには上記で説明した「湯通し茎わかめ」と茎わかめを塩漬けにした「塩蔵茎わかめ」があり、どちらの茎わかめを使う場合でも塩抜きをする必要があります。
茎わかめに塩分が残っていると、塩分以外にも茎わかめ独特のえぐみが残ったり、茎わめめが塩辛く料理をするのに使いづらく味付けがしにくくなります。佃煮を炊くのにいくら砂糖を加えても塩味が強かったり、味が定まらずおいしく仕上げるのが難しくなるのです。ひと手間かかりますが茎わかめの塩抜きは、佃煮をおいしく仕上げるための大事なポイントといえます。
茎わかめの早くできる塩抜きの方法
塩漬けされた塩蔵茎わかめの場合
1.ボウルにたっぷり水を入れて塩蔵茎わかめを2時間ほど漬けておきます。たっぷりの水で茎わかめを漬けることで早く塩抜きができます。
茎わかめに塩味を残さないために、3〜4回水を交換するようにしてください。
塩漬けされていない湯通し茎わかめの場合
ここから始めてください。
1.茎わかめ300gを食べやすい大きさに切ります。切り方を変えると食感が違い飽きがこないです。
縦、横、斜め、ぶつ切りと色々な切り方をしました。
2.たっぷりなお湯でゆでることで塩が残らず早く塩抜きができますので、鍋にたっぷりな水を入れ沸騰させます。
沸騰した鍋に食べやすく切った茎わかめを入れ2分ほど茹でたら、茎わかめをザルにあげます。
3.ひとつ茎わかめを食べてみて塩辛くなければ塩抜きができています。まだえぐみが残っていたり塩辛いときは、水を換えて再度茎わかめを2分茹でてください。
簡単にできる茎わかめの佃煮の流れ
材料
塩抜きした茎わかめ | 300g |
---|---|
水 | 150cc |
砂糖 | 大さじ3(45g) |
しょうゆ | 大さじ1.5(22〜25g) |
みりん | 小さじ1(5g) |
エノキ | 50g |
茎わかめに残っている塩辛さにより、しょうゆや砂糖の分量が変わってきます。初めは少なめに入れて後から調味することをおすすめします。
佃煮の作り方
1.鍋に水、砂糖、しょうゆ、みりんを入れて沸騰させます。
2.だし汁を入れた鍋に塩抜きした茎わかめを入れ、フタを閉めて弱火で15分煮ます。
3.味見をして薄ければ調味料を増やしてください。
4.エノキを食べやすい大きさに切り30分ほど煮ていきます。煮汁が少なくなったら30cc〜50ccほど水を加え、焦げないように気をつけてください。
緑色だった茎わかめが段々と茶色く変化していきます。
5.汁気がなくなれば出来上がりです。冷めることで味が染み込みます。
冷めたら容器に入れ冷蔵庫で3日を目処に食べきるようにしてください。
その他の茎わかめレシピ 茎わかめの梅酢漬け
梅干しを漬けられて梅酢が余っている方は、茎わかめの梅酢漬けはいかがでしょうか?
材料
茎わかめ | 2〜3本 |
---|---|
梅酢 | 小さじ1(5g) |
ナイロン袋 | 1枚 |
茎わかめの梅酢漬けの作り方
1.茎わかめを食べやすい大きさに切ります。
2.沸騰したお湯の中に茎わかめを入れ、2分ほど茹で塩抜きをします。
3.茎わかめをザルに取り、ナイロン袋の中に茎わかめと梅酢を小さじ1入れます。
4.冷蔵庫で2日間ほどおくと出来上がりです。緑色だった茎わかめが茶色になっています。
梅干しの作り方はこちらで紹介しています。
まとめ
茎わかめの塩抜きのやり方と茎わかめの佃煮を紹介しました。茎わかめの佃煮は簡単に作ることができ、ごはんのお供やお弁当、おつまみとして常備できるのでおすすめです。
茎わかめの佃煮以外にもごはんのお供として、らっきょう漬けや梅干しの作り方の記事を紹介していますので、興味のある方は読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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