初投稿2024年11月3日
家庭菜園などでプランター栽培で使い終わった土や、古い土をどうすればいいのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も野菜の栽培が終わった土を
- 次の栽培で再利用できるのか?
- 再利用するのなら、どうすればいいのか?
そのようなことを思ったことがあります。
我が家では、プランター栽培で使い終わった土を、リサイクル材を使って植物を生育する土の状態にしてから、次の栽培に再利用しています。
この記事では、プランター栽培で使い終わった土や古い土を、リサイクル材を使って簡単に再生する方法を紹介しますので、最後まで記事を読んでくださいね。
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プランター栽培で使い終わった土や古い土はどうすればいい?
プランター栽培で使い終わった土や古くなった土は、再利用することができます。
次の栽培を予定していない方は、土を処分するといいでしょう。しかし、次の栽培を予定している方は、土を再利用することをおすすめします。
古い土を廃棄処分する
使わなくなった古い土は、置いておくと場所もとり邪魔になってしまうので、どうしたらいいかわからないと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
古い土を廃棄処分するには、お住まいの自治体によって変わってきます。私の住んでいる地域では引き取ってくれませんでしたので、知り合いの農家さんに引き取っていただきました。
自治体によっては、回収してくれるところもあるかもしれませんので、お住まいの自治体に問い合わせしてみてください。
自治体以外にも、専門業者さんや土を購入したホームセンターなどで引き取ってくれるところもあるので、こちらも問い合わせしてもいいかも知れません。
土を廃棄するには、処分料がかかってくるのを覚えておいてください。また、不法に廃棄をしてしまうと犯罪になりますのでやめましょう。
古い土を、そのまま使うとどうなる?
使い終わった土や古い土をそのまま使うと、古い土の中にいる病原菌や害虫などが発生しやすくなります。
- 害虫、病原菌などが土の中にいる
- 植物の根っこやゴミなどが残っている
- 土の中の栄養バランスが悪くなり、水はけが悪くなったり、固くなる
- 連作障害が出やすくなる
次に栽培する植物の生育に悪影響をもたらす可能性があるため、古い土を使うときは土を再生し、土壌改良が必要になってきます。
家庭菜園で使い終わったや古い土は再利用する
使った土を再利用するのであれば、植物の根などを取り除いたり土を消毒をしてから、次の植物を植えられる状態にしなければいけません。そして、植物に必要な栄養分を施す土づくりが必要になります。
野菜や花などを育てず、庭や花壇などに土をまこうと考えていらっしゃる方も、なるべく土を消毒してから庭などにまきましょう。そのまま使ってしまうと今植えている植物が、病原菌や害虫の被害にあう可能性がありますので、消毒することをおすすめします。
リサイクル材を使って簡単な再生方法
使用済みの土を再生するということは、元の培養土に戻すということではなく、土をふるいにかけたり、日光消毒やリサイクル材などを使って、「植物を生育できる土の状態にする」ということになります。
わかりやすく言うと、土を再生しても「元の培養土に戻ることはありません」そして、病害虫の影響が出る可能性があるということも覚えておいてくださいね。
我が家で使っているリサイクル材は、「まくだけで甦る土のリサイクル材」になります。
土をふるいにかける
- プランター栽培などで終わった野菜の茎などをプランターから外します。
- ベランダや床などを汚したくない方は、ビニールシートなどを準備し、その上に使用済みの土を広げます。(我が家はそのままセメントの上に土を広げています。)
- 軽く土をならし、虫などがいないか確認します。虫がいれば取り除きます。
- ふるいに土を入れ、草の根っこやゴミだけを取り除きます。ふるいに残った大きめの土や石は、次に使用できますので残します。(我が家はふるいがないので、かごで土をふるっています。)この作業を繰り返していきます。
土を日光消毒する
- 黒いビニール袋に、ふるいにかけた土と少し水を加えて袋の口をしばり、太陽が当たるところに置いておきます。(我が家は、土をそのままセメントの上に置き日光消毒をしています。)
日光消毒の期間
夏は1週間
春・秋は2週間
冬は1ヶ月ほど
- 日の当たるところに置いておきます。これで日光消毒の出来上がりです。
植物をすぐに植えない
植物をすぐに植えないのであれば、植える時期が来るまで土を保管しておきましょう。
再生した土や余った培養土の保管方法
再生した土は、培養土の袋や日光消毒で使った袋などに入れて、袋の口をしばり雨に濡れないところに置きます。また、余った培養土も同じように袋の口をしばり、雨に濡れないところに置き、植物を植える時期まで保管しておきましょう。
保管していた土を使用するときの注意点
保管していた土を使うときは、土が湿っているのであれば、そのまま使えるのですが、土が乾いているときは、少し水を加え土を湿らせてから使うようにします。
乾いた状態で、苗を植え付けてしまうと活着しにくく枯れやすくなるため、必ず土を湿らせてから使うようにしましょう。
植物をすぐに植える
植物を植え付ける2週間前に腐葉土や元肥を入れていきます。育てる植物により元肥などは変わってきます。もし害虫がいた土は念のために、薬剤を入れておくと害虫予防になります。我が家もコガネムシの幼虫が多いので、薬剤を使っています。
リサイクル材を入れる
我が家が使っている「まくだけで甦る土のリサイクル材」のやり方になります。
前もって準備が整う方であれば、植え付ける2、3日前にリサイクル材を入れていきます。時間が取れない方は、植え付ける当日でも構いません。
65Lのプランターに、リサイクル材を1.2Lを混ぜます。
これだけでOKなので簡単に古い土を再生することができます。
再生した土で野菜栽培
再生した土でネギや小松菜を栽培しています。
ネギや小松菜の栽培方法はこちらで紹介しています。
まとめ
プランターで使い終わった古い土を、リサイクル材を使って再生する方法を紹介しました。
古い土を再利用することで、経済的ですし、土を無駄にせずにすみます。しかし、土を再生しても元の培養土に戻ることはありませんので、病害虫の影響が出る可能性もあるいうことは覚えておいてください。
野菜栽培の記事をこちらで紹介していますので、よかったら読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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