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プランターでカブの育て方|初心者は小カブ栽培がおすすめ

初投稿2024年12月20日最新更新日2025年8月14日

かぶらナマス

カブは、育てやすさと短期間で収穫できる手軽さから、家庭菜園初心者にもおすすめの野菜です。畑でもプランターでも栽培可能で、季節に応じた工夫をすることで、甘くてみずみずしいカブを楽しむことができます。

この記事では、種まきから収穫までの栽培方法やトラブル対策を詳しく解説します。初心者でも失敗しにくいポイントを押さえて、家庭菜園の楽しさを味わいましょう。

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プランターでカブの育て方。初心者は小カブ栽培がおすすめ

カブの栽培期間は、小カブであれば30日〜50日ほど、中カブや大カブであれば60日〜100日ほどで収穫することができます。

ベランダやプランター、限られた場所などで育てる方、そして初心者の方は、小カブ品種を選べば十分カブの栽培を楽しめます。

畑など広い場所でカブを育てられる方は、大カブ、中カブ、小カブとさまざまな品種を選ぶことができますので、挑戦してみてもいいかもしれませんね。

 

必要なもの

  • カブの種
  • プランター(横幅60cm、奥行き30cm、深さ25cm以上のもの)なければ植木鉢でも大丈夫です。
  • 培養土(初心者の方は新しい土で栽培するのがおすすめです)
  • 堆肥(必要に応じて)
  • 化成肥料(窒素8、リン酸8、カリウム8)
  • 液体肥料(必要に応じて)
  • 苦土石灰(必要に応じて)
  • 防虫ネット(必要に応じて)
  • スコップ
  • ジョウロ
  • 薬剤農薬など
  • 園芸用手袋

 

肥料などが入った培養土を使うことで、土づくりをせずに簡単に始められます。初心者の方やプランター栽培には、培養土を使うことをおすすめします。

 

家庭菜園で土や野菜苗を触るのであれば、手袋は必須です。手は荒れますし、害虫や土の中にいる細菌などで手にキズをおうことがあります。手袋をして手を守るようにしましょう。

 

 

カブのプランターサイズ

大きいプランター(横幅60cm以上のもの)栽培では、大カブ・中カブ・小カブサイズやさまざまな品種を選ぶことができます。大カブであれば4株ほど、中カブであれば6株ほど、小カブ10株ほど育てられます。

小さいプランターや直径20cmほどの植木鉢などは、大カブや中カブは1株、小カブであれば3株ほど栽培することができます。

カブは過湿になると根腐れなどを起こしやすい野菜のため、プランターや植木鉢で栽培するときは、排水性を良くするためにプランターの底に軽石を敷いたり、底穴が空いているものを使用することをおすすめします。

 

カブの種まき栽培時期

カブの栽培時期は、3月〜5月に種をまき、5月〜6月ごろに収穫する春まき栽培と、9月〜11月に種をまき、11月〜翌年1月ごろに収穫する秋まき栽培があります。

カブは冷涼な気候を好む野菜のため、15℃〜25℃が発芽適温といわれています。気温が25℃以上になると病気が出やすくなります。カブは、寒さには強いですが、暑さや乾燥に弱いので注意が必要です。特に春まきはとう立ちしやすいので、早めに収穫するようにしましょう。

小カブは比較的季節を問わず育てられやすい品種なため、初心者の方は小カブ栽培から始めるのをおすすめします。

土の準備

カブを育てた後は、1年以上同じ場所で植えないようにします。またアブラナ科の野菜の前作、後作も1年以上あけ連作障害にならないようにしましょう。

自分で土づくりをする方は、アブラナ科を育てた土以外を準備してください。種まきをする2週間前に、1㎡あたり苦土石灰を50g、化成肥料を50g、堆肥2Kgを施し深く耕しましょう。(苦土石灰の分量は、ph6.0~6.5に調整します。)

カブは、土が硬いと根が伸びにくく、成長に遅れが出ることがあります。そして、土の排水性が悪く、過湿になると根腐れを起こしやすくなるので、よく耕しふかふかな土づくりを行いましょう。

 

古い土を使われる方は、土を消毒することをおすすめします。古い土の消毒方法はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

可能であれば、なるべく新しい土を使用するのをおすすめします。市販の元肥入り野菜の培養土を使うと、土づくりの手間が省けて簡単です。

我が家は家庭菜園をするときは手間を省きたいので、市販用の培養土を使うようにしています。

 

 

カブを育てる場所

カブは日光を好むため、日陰では肥大しません。カブを大きく成長させるポイントは、日差しのよく当たる場所で育て、プランター栽培の方は日当たりのよい場所に置くようにしましょう。他の植物の影にならないように、遮光の回避を管理します。

 

カブの種まきの手順

カブの種まきは、畑や大きいプランターなどで栽培する方は、すじまきがおすすめです。

ベランダなどで植木鉢や小さいプランターで栽培する方は、小カブ品種を点まきするのがおすすめです。(点まきは間引きの手間が省けます。)

すじまきのやり方
  • プランターに培養土を7〜8割ほど入れて表面を平らにします。後日、土寄せ(増し土)をするので、プランターいっぱい土を入れないでください。
  • 土全体に水やりをし、土を湿らせます。
  • 深さ1cm程度の溝を作ります。細い棒を使ったり、指で溝をつけても大丈夫です。
  • 土の溝に1cm間隔で種をまきます。間引きをするので、密集していても大丈夫です。プランターの奥行きが30cmあれば2条まきでき、溝の間隔(条間)は15cmほどあけるようにします。(20cmほどの小さいプランターは、1条まきがいいです。)
  • 軽く土をかぶせて手で押さえ密着(鎮圧)させます。
  • 種が流されないように、やさしく水やりをします。プランターの土全体を湿らせるように水を与えましょう。
  • 日の当たるところにプランターを置き、発芽するまでは土が乾かないように水やりをします。

 

点まきのやり方
  • 植木鉢に培養土を7〜8割ほど入れて表面を平らにします。後日、土寄せ(増し土)をするので、植木鉢にいっぱい土を入れないでください。
  • 土全体に水やりをし、土を湿らせます。
  • 指で、1cmほどの深さの土穴をあけます。直径20cmほどの植木鉢では、株間を7cmほど間隔を取り、同じように土穴をあけます。(植木鉢は小カブを3株育てられます。)
  • あけた土穴に3粒〜4粒ほど種をまきます。(発芽しないこともあるので、3〜4粒まくようにしています。たくさん発芽すれば、後から間引きます)
  • 軽く土をかぶせて手で押さえ密着(鎮圧)させます。
  • 種が流されないように、やさしく水やりをします。植木鉢の土全体を湿らせるように水を与えましょう。
  • 日の当たるところに植木鉢を置き、発芽するまでは土が乾かないように水やりをします。

 

カブの水やり

発芽するまでは、土が乾かないようにたっぷり水やりをします。ただし、種が流れてしまわないようにやさしく与え、水がたまらないよう排水性に注意しましょう。

発芽後は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。特に夏場や乾燥しやすい季節は、こまめな水やりが重要です。

 

水やりの注意点

カブは、過湿になると根が傷み、根腐れうどんこ病などの病気の原因になります。また、乾燥が続くと、カブが成長しなくなったり、急に水を与えると、カブが割れたりすることもあります。水やりは適度に与え、水はけを良くする工夫も考えましょう。

  • 雨や曇りのときは水やりは避けます。
  • 乾燥しやすい場合は、マルチや敷きワラなどを活用しましょう。

 

カブの間引き

カブの間引き。種まきから2週間

間引きをせず株間が狭いと、カブ同士が競合し合い栄養やスペースが不足し、根が大きくならない原因になってしまいます。適切な間引きをすることで、均一で立派なカブが育てられます。

 

  • 根を傷つけないように、土を軽く押さえながら間引きます。
  • 雑草が生えているときは、同時に取り除きましょう。

 

1回目の間引き

発芽後1週間〜10日ほどすれば、本葉が2枚〜3枚に出てきます。この時期に密集している部分、元気なものを2〜3本残し間引きをします。(3cm〜5cm間隔)

 

2回目の間引き

発芽後2週間〜3週間後、本葉が3枚〜4枚になったころ、元気な1本〜2本を残し間引きをします。2回目の間引きと一緒に、土寄せと追肥も施します。

 

最終的な間引きは、本葉が5枚〜6枚になったころには、元気なものを1本にし、株間を小カブであれば、5cm〜7cmほど、中カブや大カブは、10cm〜15cm程度に調整します。

間引いた若葉は、サラダや味噌汁に活用することができます。家庭菜園をしているからこそ味わえるので、ぜひ味わってみてください。

 

カブの追肥と土寄せ

カブの追肥

小カブは、元肥をきっちり施しているのであれば、栽培期間が短いので追肥なしで構いません。

肥料が不足すると、葉っぱが黄色くなったり、根が大きくならないことがあります。しかし肥料が多過ぎると、葉っぱや茎ばかりが育ち、根の成長を妨げるので肥料は適量与えるようにしましょう。

また追肥をするタイミングで、土寄せも一緒に行います。風や水やりで土が減ってしまうことがあり、根が土から出てしまうと、形が悪く、根が大きくならず成長に影響が出てしまう可能性があります。土寄せをすることで、株がしっかりして倒れにくくなり、キレイなカブに成長していきます。

追肥と土寄せを一緒にすることで手間を省くことができ、肥料入りの培養土を使うことでさらに手間を省くことができます。

 

カブの成長が遅かったり、根が小さいままで大きくならないときは、固形肥料より効き目が早い液体肥料を施すことをおすすめします。

 

1回目の追肥と土寄せ

追肥と土寄せのタイミングは、2回目の間引き後が目安にです。

固形肥料を使う方

  • 土をスコップに1〜2杯、化成肥料であればひとつまみを軽く混ぜます。(肥料入りの培養土を使用すれば化成肥料は入りません。)
  • 肥料を混ぜた土を株の周りに寄せて軽く押さえます。葉っぱが埋まらないように注意しましょう。
  • 土寄せと追肥が終われば、規定量の水やりをします。

液体肥料を使う方

  • 土を、株の周りに寄せて軽く押さえます。葉っぱが埋まらないように注意しましょう。
  • ジョウロに、液体肥料(リキダス)を1キャップ、水を2リットルを入れよくかき混ぜて、規定量の水やりを施します。

 

2回目

2回目以降は、その後2〜3週間ごとに同じように追肥を施すようにします。水やりなどで土が少なくなってきたら、土寄せも行いましょう。根が土の表面から出てしまうと、成長が遅くなったり、形が悪くなってしまいますので注意が必要です。

 

病害虫の予防

カブは、アブラムシ、ヨトウムシ、ハムシなどの害虫被害を受けやすい野菜です。害虫がついていると、成長不良が起こりやすくなります。

  • なるべく防虫ネットを使用し、被害を軽減させるようにしましょう。
  • 害虫を見つけたら、手で取り除いたり、薬剤を使用し早期発見と対処をするのがポイントです。

水管理ができていないと根腐れや、うどんこ病などの病気が出て成長不良が起こりやすくなります。

  • 排水性を良くし適切な水管理をするようにします。風通しをよくして予防するようにしましょう。

 

カブの収穫

小カブであれば、種まきから約30日〜50日ごろ直径が5cm〜7cm程度になったら収穫適期です。小カブは成長しすぎると硬くなるので、早めに収穫するのがポイントです。

小カブの収穫

中〜大カブは、約60日〜100日ごろ直径10cm〜20cm程度になれば収穫可能。中カブと大カブは収穫時期が遅れると、カブが割れたり、スが入るので注意しましょう。

  • カブの茎をもって、ゆっくりカブを軽く回しながら引き抜きます。
  • 土が硬い場合は、手で周囲をほぐしてから抜くとスムーズです。

 

お正月用のかぶらナマスです。

梅酢を使ったかぶらナマス

なますの作り方はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

カブ栽培のトラブル対策

カブを育てていたら、途中でトラブルが出たりすることがあります。せっかくカブを育てているのに、収穫を楽しみたいですよね。

初心者の方がカブを育てるのに失敗しやすい原因と対策をまとめましたので、確認していきましょう。

 

発芽しない

原因

  • 種まきの深さが、深すぎたり、浅すぎたりと不適切なまき方をしている。
  • 土壌が乾燥したり、種をまく時期が適切でない。(温度不足や暑すぎる。)

対策

  • 種の覆土は1cm以下にし、土の表面を軽く押さえて密着させます。
  • 種まき後、発芽するまで土を乾燥させないように、こまめに水やりをしましょう。
  • 発芽の温度を15℃〜25℃を守り、春または秋の適した時期に種をまきます。

 

葉が黄色くなる

原因

  • 肥料が不足していて、特に窒素肥料が不足している。
  • カブが過湿になっていたり、乾燥していることでストレスを受けている。
  • アブラムシなどの病害虫の被害を受けている。

 

対策

  • 間引き後に、窒素肥料分を含んだ化成肥料(窒素8、カリウム8、リン酸8)を適切に追肥を施します。
  • 土を乾燥しすぎず、過湿にならないように水やりを調整します。
  • 害虫を見つけたら、早めに駆除し、防虫ネットなどを使用するようにしましょう。

 

カブが大きくならない

原因

  • 間引き不足で株間が狭すぎる。
  • 日当たりの悪く日照不足で成長していない。
  • 土壌の肥料バランスが悪い。
  • 土からカブが出ている、土寄せをしていない。

対策

  • 1回目の間引きは、発芽してから本葉が1〜2枚のときに1箇所に2〜3本残し、2回目の間引きは、本葉が3枚〜4枚のときに1箇所に1〜2本、最終的な間引きは、元気な1本だけを残し根っこが育つスペースを確保します。小カブは5cm〜7cm、大カブは10cm以上の株間を確保しましょう。
  • カブは十分に日が当たる場所で育てます。プランターなどは、日の当たる場所に移動させるといいです。
  • カブを育てるのには土づくりが重要です。窒素肥料が多過ぎると葉っぱばかり茂るので、リン酸とカリウムも含んでいる肥料を元肥に使いましょう。(化成肥料の窒素8、リン酸8、カリウム8を元肥に入れます)弱酸性土壌を好むため、苦土石灰などでph6.0~6.5で調整します。野菜用の培養土や腐葉土などを使用し、ふかふかな土で栽培するようにしましょう。
  • 根っこ(カブ)が土から出ていると、大きくなりにくいので、土寄せを行いカブ全体を安定させます。野菜用培養土を使えば、追肥と土寄せの両方できるので手間を省くことができます。
  • 追肥を施すときは、固形肥料より液体肥料を水やり代わりに与えると、根っこの成長が良くなります。

 

カブの形が悪い

原因

  • 古い土を使ったとき、石やゴミが混ざっていて土が硬い。
  • 間引きや土寄せが不十分。

対策

  • 古い土を使用するときは、ふるいにかけてゴミを取り除きます。また、腐葉土や堆肥などを使いふかふかな土づくりをします。新しい培養土を使えば、手間が省けます。
  • 間引きを行い適切な株間を確保し、カブが土から出たらしっかり土寄せをして、根が均一に育つように適切に土寄せをします。

 

カブが割れる

原因

  • 乾燥後、急に水を与えるとカブが割れやすくなる。
  • 過剰に肥料を与え過ぎて成長しすぎて、カブが割れやすくなる。

 

対策

  • 土の表面が乾いたら、水を与えます。乾燥しすぎた後に急に大量の水を与えると、カブが割れる原因になるので水管理を安定させましょう。
  • 追肥は、間引き後とその後2週間ごとに少量ずつ適切に与えるようにします。

 

カブが硬くなる、スが入る

原因

  • 成長が遅れて収穫が遅すぎる。
  • 水不足や温度のストレスがかかった可能性がある。

 

対策

  • 種まきから、30日〜50日で、直径が5cm〜7cmほどになったら早めに収穫します。
  • 乾燥しすぎないようにし、急激な気温変化を防ぎ環境を整えます。

 

カブと相性がいい野菜と相性が悪い野菜

野菜を栽培するには、相性がいい野菜と悪い野菜があります。一緒に植えることでよい影響を与えたり、悪い影響を与えることがありますので、注意が必要です。

カブと相性がいい野菜

葉ネギやサニーレタスと一緒に植えると、害虫予防になるといわれています。

プランターでサニーレタスの育て方やネギの育て方の記事を紹介しています。

 

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カブと相性が悪い野菜

 

カブはアブラナ科の野菜なため、連作障害を避けるために、白菜などのアブラナ科の野菜の前作や後作に植えないようにしましょう。

 

まとめ

カブの栽培は、短期間で育てられるうえ管理も簡単なので、初心者でも育てやすい野菜です。間引きや適度の水やり、肥料管理、そして病害虫対策がポイント。問題が起きた場合は、原因を早めに見極めて対策を行いましょう。適切に管理をすれば、甘くてみずみずしいカブを収穫することができます。

カブ以外にもプランターで育てられる家庭菜園の記事を紹介していますので、読んでみてくださいね。

 

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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