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ローゼルの育て方|プランター・鉢植え・地植え栽培。見る楽しみ、食べる楽しみ両方味わえます。

初投稿2024年5月6日最新更新日2025年9月26日

ハイビスカスローゼル

 

ハーブティーやジャムに使われる赤いガクが印象的な「ローゼル」。見た目も美しく、家庭菜園で育てれば観賞用としても楽しめます。

とはいえ、「ローゼルを育ててみたい」「ローゼルプランターでも育てられるの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?実は私もそうでした。

2023年に初めてローゼルを地植えとプランターで栽培し、ほとんど手入れをしなくても育てられました。そして、収穫した果実をジャムや塩漬けにし、味わうことができました。

この記事では、地植え・プランターの両方に対応した育て方から収穫、保存のポイントまでを解説します。

さらに初心者の方でも安心して育てられるように、失敗しやすいポイントやトラブル対策も盛り込みましたので、最後まで記事を読んでくださいね。

 

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ローゼルとは?

ローゼルは、ハイビスカスの一種でアオイ科フヨウ属の一年草(熱帯では多年草)の植物です。アフリカ原産で東南アジアや中南米でも古くから利用されてきました。

クリーム色の花を咲かせるのが特徴で、栄養豊富な鮮やかな赤色果実のガクを食用や薬用としてさまざまな用途に用いられています。ハイビスカスローゼルは見る楽しみ、食べる楽しみ両方味うことができます。

 

  • 草丈:1〜2mほど
  • 花:淡いクリーム色のハイビスカスに似た花
  • 収穫:花が終わると残る赤いがくを利用。葉や茎も酸味がり、東南アジアでは食用にもされます。
  • ローゼルは酸味が強く、そのままで食べるより加工向きです。ジャムや塩漬け、ハーブティーとして利用するのが一般的です。
  • 食用としてはもちろん、健康効果(ビタミンCやクエン酸を含む)も注目されています。
  • 妊婦さんや小さなお子さん、アレルギー体質の方は摂取を控えるか、少量から試すようにしてください。

 

この赤いがくを乾燥させて、ハーブティーやジャム、ピクルスなどに使います。

赤い部分ががくです

 

 

ローゼルの栽培カレンダー・スケジュール(種まきから収穫時期)

  • 種まき:4月下旬〜5月中旬
  • 気温:気温20℃以上
  • 植え付け:5月下旬〜6月上旬
  • 開花:8月〜
  • 収穫:9月〜11月(霜が降りる前まで)

 

種まきから収穫まで約6〜7ヶ月かかります。夏から秋にかけて鮮やかな花と実を楽しめるのが魅力です。

食用部分は「ガク」なので、膨らんだ実(種)を包む赤い部分を収穫します。

 

ローゼルの育て方|プランター・鉢植え・地植え栽培

ローゼルの草丈が2mほどになるため、鉢植えやプランターより地植えで育てるのがおすすめです。地植え場所がないときは、なるべく深くて大きめのプランターや鉢植えを使用するのがいいです。

 

プランターと地植えの比較まとめ

項目 プランター栽培 地植え栽培
サイズ 10号鉢以上、40L推奨 広い畑や庭
草丈 1〜1.5m程度 2m以上
管理 水やり・肥料調整がしやすい 成長力が強く放任でも育ちやすい
収穫量 やや少なめ 多収穫可能

 

地植えで育てる場合

  • 株間:60〜80cmあける
  • メリット:株が大きく育ち、収穫量も多いです。
  • 注意点:強風で倒れやすいため長い支柱が必須。

 

プランターで育てる場合

  • 株間:1株植えがおすすめ(根張り強いため、複数植えは避ける)
  • メリット:移動できるため、日当たりや風通しの調整が簡単
  • 注意点:根張りが強いので、小さいプランターでは育ちが悪くなります。

 

ベランダ栽培でも十分可能ですが、風が強い場所では支柱固定をしっかり行いましょう。

 

プランター栽培におすすめな野菜の記事はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

準備するもの

 

家庭菜園に必要なものはこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

 

家庭菜園で土や野菜苗を触るのであれば、手袋は必須です。手は荒れますし、害虫や土の中にいる細菌などで手にキズをおうことがあります。手袋をして手を守るようにしましょう。

 

 

 

ローゼルに適した鉢・プランターの大きさ・サイズ

ローゼルは草丈が1m以上になり、株間を広く取る必要があるため、1株ごとに1つのプランターが理想です。

 

  • 長方形プランターの場合は深さ30cm以上、容量30L以上
  • 丸型鉢の場合は、10号〜12号サイズ(直径30〜36cm)、深さ30cm以上
  • 最低でも7号サイズ(21cm)が必要。浅い場合は倒れてしまう可能性があります。(我が家は25cmほどの鉢植えで栽培しました。)
  • ローゼルは乾燥気味に育てますので、通気性・排水性が良い鉢底石を入れましょう。

 

ローゼルの土づくり(培養土)

ローゼルは、水はけがよい場所を好みます。地植えの場合は、腐葉土や堆肥を混ぜて耕しましょう。そして、酸性土壌では育成が悪くなるので苦土石灰などを入れ矯正をします。

市販の野菜用培養土を使用すれば土づくりの手間が省くことができるので、初心者の方やプランター、鉢植え栽培の方は、市販の野菜用培養土を使用することをおすすめします。

 

 

 

使用済みの土を使う方は、土を再生してから使うようにしましょう。そのまま使うと、病害虫の影響が出やすくなってしまいます。

使用した土の再生方法の記事は、こちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

ローゼルの種まき時期

ローゼルの種まき時期は、4月〜5月ごろが理想です。発芽適温が20〜25℃なので暖かい場所で苗を育てる必要があります。種まき時期が遅れてしまいますと、収穫時期も遅くなり果実が長い期間楽しめないため、種まき時期を逃さないようにしましょう。

 

ローゼルの発芽のポイント
  • 種は一晩水に浸してからまくと発芽率がアップします。
  • ローゼルは温度が低いと発芽しにくいので早まきは避けます。
  • 発芽に必要な温度は20〜25℃なので、いそがず春になるのを待ち温かくなってからにしましょう。

 

ローゼルのポット種まき

1.ポットに培養土を入れ、0.5cmほど穴をあけ2〜3粒タネをまき、うすく土をかぶせます。

2〜3粒タネをまきます

2.日が当たる場所におき、水をあげます。

発芽するまでは土が乾かないように水をあげるようにしてください。

 

3.2週間ほどすれば発芽してきます。

 

プランターや鉢植えにローゼルの種まき

1.プランターや植木鉢に培養土を7分目まで入れます。

7分目まで土を入れます

 

2.土に穴を1cmほど掘り、種を3粒入れ、土を薄く被せます。昨年2023年採取した種で育てています。

種をまき、薄く土を被せます

 

3.日の当たる場所に置き、水をあげます。

水をあげます

 

4.2週間ほどで発芽するので、発芽するまでは土が乾いたら水をあげるようにします。

2週間ほどで発芽します

 

 

5.発芽してから、追肥なしで水やりだけで成長しました。2ヶ月後のローゼルです。

7月25日

 

 

6.9月に入りやっと実になりました。

9月24日

 

日当たり

ローゼルは、寒さに弱いため日当たりが良い場所で育てるようにします。1日6時間以上、日が当たる場所がおすすめです。

がくを大きくなるには、花を咲かせるまで十分な日照と温度が必要です。

 

水やり

ローゼルは、乾燥に比較的強いですが、極端な乾燥は花つきが悪くなります。そして、過湿に弱いため、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

真夏は朝夕の水やりが必要になることもあります。

 

ローゼルの植え方

ローゼルは寒さに弱いため、早く植えつけをすると生育がしにくくなるので、5月中頃〜6月ごろが最も適した時期になります。

 

ローゼルの植えつけ〜成長

1.本葉4〜5枚になったころ植え付けをします。日の当たる花壇の空いているところに穴を掘り、ポットで育てた苗を植えつけていきます。

直播きの場合は、大きくなるので一株の間は少し開けた方がいいです。株間40〜50cmほどを確保しましょう。

我が家はくっついていたので横に伸びるのが少なかったように思います。

5月中頃に地植えで植えつけました

2.土が乾いたら水やりをします。7月初めごろまでは小さいままでした。

6月、7月初め地植え

 


7月末からグングンと大きくなり8月になると、ちらほら花が咲いてきました。

7月末、8月

 

3.ローゼルが大きくなってきたら、支柱を立てたりヒモでくくりつけ倒れないようにします。

我が家のローゼルも大きくなるにつれ倒れてきそうだったので、支柱をたててヒモでくくりつけていました。

 

追肥・土寄せ

月に1回ほど肥料を施します。窒素が多いと葉ばかり茂るので注意しましょう。リン酸を多く含む肥料を与えると花つきがよくなります。

そして、ローゼルの株は大きくなり、倒れるのを防ぐために、株元に土を寄せて株を安定させる必要があります。

 

植え付けて1ヶ月したころに1回目の肥料を施します。

  1. 化成肥料を5gをプランターの縁にまきます。地植えの方は、1株あたり化成肥料を5gを株から10cmほど離れた場所にまきます。
  2. 水やりや風などで土が減っている時は、株元に土を寄せています。
  3. 追肥後や寄せ土後は、たっぷり水を与えます。

 

2回目以降は、月に1回ほど同じように追肥を施しましょう。適宜、土寄せも行ってください。

 

害虫

害虫はあまり多くありませんが、ためにアブラムシがつくので注意しましょう。

実に酸味がるため、アリが付着します。

 

ローゼルの開花 鑑賞におすすめ

地域にもよりますがローゼルの花が咲くまでは、植えつけてから3〜4ヶ月ほどかかります。

我が家では5月中頃に植えつけ8月末ごろから少しずつ花が咲き始めました。

ローゼルの花は1日しか咲かないので貴重です。咲いた後は順番に赤い実に変わっていきます。

9月開花。1日しか花が咲かないので貴重。
咲いた後は花びらが閉じて赤い実に変わってきます。

 

 

同じアオイ科のオクラの花とよく似ています。

オクラの育て方の記事はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

ローゼルの花が咲きにくい

葉ばかりが茂り、なかなか花が咲かないと感じる方もいらっしゃると思います。花が咲かない原因は、日照不足や気温が低いと咲きにくいといわれています。

我が家も、5月中頃に植え付け葉ばかりが茂り、花が咲き出したのは8月末ごろでした。植え付けてから4ヶ月ほどかかりましたので、もう少し待ってみてもいいかも知れませんね。

 

ローゼルの果実を収穫

開花後、がくが肉厚になってきたら収穫のサインです。花がしおれて10〜20日後が目安です。手で軽くひねるようにして収穫できます。

花が咲いたら順に次々と収穫できるので、継続的に楽しめます。

霜が降りてくると枯れてしまうので、霜が降りる前にすべて収穫しましょう。

 

どんどん花が咲いていき、9月〜10月ごろには赤い果実がふくらんでくるので順番に収穫していきます。

ローゼルの果実

 

 

収穫後の楽しみ方

収穫したローゼルのガクは、酸味が強いのでそのまま食べるよりも加工するのが一般的です。

以下のように利用できます。

 

  • ハーブーティー:乾燥させたがくに熱湯を注ぐと、鮮やかな赤いお茶に
  • ジャム:砂糖と一緒に煮詰めると、美味しいルビー色のジャムに
  • 塩漬け:サッと塩で揉み込むだけで保存食に。酸味がご飯のお供にもぴったり
  • ローゼルピクルス:酢漬けにするとサラダや肉や魚料理の付け合わせとして

 

収穫したローゼルの果実

 

 

ローゼルジャムとローゼルの塩漬け

 

ローゼルの保存方法
  • 冷蔵保存:数日〜1週間
  • 冷凍保存:洗ってヘタを取り、チャック付き袋保存(数ヶ月)
  • 乾燥保存:日陰干し

 

詳しい食用レシピや保存方法については、こちらの記事で紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

ローゼルの落花

11月から12月ごろになると寒くなるので、ローゼルが枯れてきます。放っておくと腐ってくるので片付けます。

11月になるとだんだん枯れてきます

 

 

ローゼルの冬越しはできる?

基本的にローゼル一年草扱いですが、暖かい地域では多年草として越冬することも可能です。

冬越しの方法(温暖地限定)

  • 室内で10℃以上を保てる環境なら、鉢上げして管理できます。
  • 落葉しても根が生きていれば春にまた芽吹きます。
  • 冬越しの時は、追肥の必要はありません。
  • 寒冷地では基本的に種取りをして来年種まきから栽培することをおすすめします。

 

我が家は関西地方で温暖地ですが、冬越しは少し手間がかかるため、種まきから栽培しています。

 

ローゼルのタネを採取

来年ローゼルを育てたい方は、取り除いたタネを採取し保存しておきます。

 

ローゼルの木が枯れてきて果実を乾かしたら、タネを採取できます。

種を採取できました

 

2023年に採取した種を2024年鉢植え栽培しました。

鉢植え栽培 2024年8月29日

 

ローゼルジャムやローゼルの塩漬けをした後の、緑の部分を乾かせば、タネを取ることができます。

赤い部分をジャムや塩漬けにし、緑の部分には種が入っています。

 

ローゼルは挿し木はできる?

ローゼルは挿し木でも増やすことが可能です。ただし、挿し木は気温が高い時期(6月〜8月)が向いています。

 

挿し木のやり方

  1. 茎を10〜15cmほど切ります。先端の柔らかい部分は避けるようにしましょう。
  2. 下葉を切る、1時間ほど水に浸けます。
  3. 水はけの良い土を挿します。
  4. 半日陰で管理し、根が出たら日当たりの良い場所に移します。

 

来年ローゼルを植えるとき(連作障害)

ローゼルは連作障害が起こる植物です。ローゼルアオイ科の植物のため、オクラやモロヘイヤなどアオイ科の作物との連作は避けましょう。同じ場所で続けて育てると、土壌に病害虫が残って育ちにくくなります。

 

対策方法

 

我が家は2023年は地植えでし、2024年は鉢植えで栽培しました。

 

よくあるトラブルと対策

花が咲かない
  • 日照不足が原因
  • 株が混み合っていると風通しが悪くなり、花芽がつきにくい

解決策:日当たりを確保し、間引きた剪定を行いましょう。

 

実がならない
  • 摘心不足や肥料不足が原因
  • 高温・乾燥で花粉がつきにくい

解決策:リン酸肥料を追肥、人工授粉を行いましょう。

 

葉が黄色くなる
  • 水の与えすぎや肥料切れが原因
  • 根腐れに注意

解決策:水やりの頻度を見直し、追肥を適切に与えましょう。

 

初心者が失敗しやすいポイント

プランターが小さい:生育不良の原因に

乾燥しすぎ・水やり不足:つぼみが落ちる

肥料切れ:花付きが悪い

 

まとめ

ローゼルは、見ても食べても楽しめる魅力的な植物です。

栽培は難しくなく、地植え・プランターどちらでも育てられるので、ベランダ菜園にもぴったりです。

プランター栽培であれば深さ30cm以上・容量40Lクラスの大きめのサイズを用意し、発芽や支柱立て、摘心などのポイントを押さえれば、初心者でも立派に育てられます。初心者の方はまず1株から挑戦してはいかがでしょうか?

さらに、収穫後はジャムや塩漬け、ハーブティーと幅広く楽しめるので、育て甲斐のある野菜・ハーブといえるでしょう。ぜひ今年はローゼル栽培に挑戦してみてくださいね。

ローゼル以外にもおすすめな秋冬植え野菜や春夏に植える野菜を紹介していますので、よかったら読んでみてくださいね。

 

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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