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プランターでブロッコリーの植え付け時期や育て方|初心者は苗から栽培するのが簡単!トマトの後作にもおすすめ

初投稿2024年8月13日最新更新日2024年10月14日

プランターと花壇でブロッコリー栽培

 

ブロッコリーは、畑でもプランターでも育てることができ、特に限られた場所しかない方や初めて家庭菜園をする方にとっても、とてもおすすめな野菜です。我が家でも限られた場所しかないので、空いている花壇やプランターブロッコリー栽培をしています。

ブロッコリーは種からでも苗からでも、どちらで栽培しても構いません。種から栽培するのは少し手間がかかるため、初心者の方は苗から栽培するのが簡単です。

また、夏野菜のトマトを栽培した後、どんな野菜を育てようかと悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方にもブロッコリーはおすすめです。

ブロッコリーアブラナ科の野菜で、ナス科のトマトの後に植えると連鎖による被害が最小限に抑えられるので、トマト栽培の後作にはブロッコリーが向いているといえます。

 

この記事では、初心者におすすめなプランター栽培でブロッコリーの育て方を紹介しますので、最後まで読んでくださいね。

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プランターや限られた場所でブロッコリーの育て方

家庭菜園をしたいけど、限られた場所しかない方にはプランターでも育てられるブロッコリー栽培がおすすめです。

限られた場所しかありません。

 

ブロッコリーの栽培時期

ブロッコリーの植えつけ時期は、冬に収穫するのであれば8月下旬〜9月中ごろの夏秋植え。夏に収穫するのであれば3月初め〜4月中ごろの春植えになります。生育温度が15〜25℃の温暖な気候が向いていますので、冬に栽培するのは寒さ対策をしたりと管理が難しく、初心者の方には夏秋に植える方が栽培しやすいです。

近年の気候変動により、夏の暑さ(35℃以上)で野菜類を植え付けしても枯れることが多いです。気温がもう少し低くなってから(30℃以下)植え付けることをおすすめします。

ブロッコリーの栽培期間は、植え付けから収穫まで2〜3ヶ月ほどかかります。

 

ブロッコリーと同じ秋に植える野菜の記事はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

初心者は苗から育てるのがおすすめ

ブロッコリーを栽培するには、種からと苗からの2つの育て方があります。初心者の方にとって種まき栽培をするのはハードルが高いうえ、限られた場所で栽培される方にとっても種を余らせてしまえば無駄になってしまいますので、一株から購入できる苗栽培がおすすめです。

 

準備するもの

  • ブロッコリーの種(種まきをする方)
  • 3号ポット(種まきをする方)
  • ブロッコリーの苗(苗から栽培する方)
  • プランター(なるべく30cm以上のもの)我が家は小さいプランターでも、出来上がりが小さいですが栽培できました。
  • 培養土(初心者の方は新しい土で栽培するのがおすすめです)
  • 化成肥料(窒素8・リン酸8・カリウム8、初心者の方は化成肥料が使いやすいです)
  • スコップ
  • ジョウロ
  • 薬剤農薬など
  • 園芸用手袋

 

家庭菜園で土や野菜苗を触るのであれば、手袋は必須です。手は荒れますし、害虫や土の中にいる細菌などで手にキズをおうことがあります。手袋をして手を守るようにしましょう。

 

 

 

 

 

プランターがない方は牛乳パックをプランター代わりにしてもブロッコリーは栽培できます。

牛乳パックプランターで栽培

 

牛乳パックプランターの作り方はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

家庭菜園に必要なものはこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

ブロッコリーを種から育てたい方

ブロッコリーの種まきには、春まきと夏まきの1年に2回種まきの時期ががあります。

春まきは、2月ごろに種をまき3月〜4月に植え付ける準備をし、夏まきは、8月初めに種をまき8月下旬〜9月に植え付ける準備をします。春まきは2月に寒さで発芽がしにくく管理が難しいため、初めて種まきから育てたい方は夏まきをするのがおすすめです。

 

  1. 8月初旬〜9月下旬が種まき時期です。発芽適温は15〜30℃必要になります。
  2. 3号ポットに培養土を入れ、指で1cmほど穴をあけます。
  3. 種を2〜3粒入れ薄く土で覆い、水をたっぷりあげます。直射日光を避けなるべく日の当たらないところで育てます。
  4. 適温であれば5日ほどで本葉が出ててくるので、発芽するまでは土が乾かないように毎朝たっぷり水を与えます。

    ブロッコリーの発芽
  5. 本葉が4〜6枚ほどつき、茎がしっかりするまでポットで育てます。ここでしっかり育てないとその後の成長に影響します。急いで植えつけをしなくても大丈夫です。

 

ブロッコリーを苗から育てたい方は苗選び

本葉が4〜6枚程度つき、茎がしっかりしている濃い緑色のものを選びましょう。葉っぱが虫食いされているものは避けるのがおすすめです。

  • 購入してきた苗は、外気温になれるため3〜4日ほど置き環境に慣れさせます。
  • 小さい苗を買ってしまった場合は、茎がしっかりし本葉が4〜6枚になるのを待ちます。その後の成長に影響しますので、苗をしっかり育てましょう。
  • 土が乾いたら水やりをし、苗を枯らさないように注意しましょう。

 

ブロッコリー

 

ブロッコリーの苗を植え付け時期

本来8月下旬〜9月中ごろ植えつけ時期ですが、気温が35℃以上ですと枯れる可能性があるので、ブロッコリーを植え付けるタイミングは25℃ぐらいでするのがおすすめです。10月ごろに植えつけをすれば1月〜2月ごろの収穫になります。

 

ロッコリの植え付け方
  1. プランターに5分目まで培養土を入れます。

    プランターに培養土を入れます
  2. ブロッコリーの根が枯れないように、土に穴を掘り100ccほど水を入れ土を湿らせます。
  3. ポットの苗が折れないように、茎を指の間に挟んで手のひらで苗を支えるようにして、ポットの裏の穴を軽く押し取り出します。
  4. 穴をあけた土の中に苗を入れ、培養土を7〜8分目まで加え根元をギュッとおさえます。
  5. ブロッコリーは虫がよくつくので、我が家はオルトランを少量土の表面に振りかけて虫予防をします。農薬が嫌な方はこの工程は省いてください。

    苗を植え付けます


  6. 鉢底から水が出るまでたっぷりと水を与えます。
  7. 日が当たるところに置き、水やりは土が乾いたらあげてください。ブロッコリーは湿気に弱いので、雨の日はなるべく雨に当たらない場所に移動してください。

    ブロッコリー

1回目の植え付けた後、1週間おきに分けて植え付けると、収穫時期もずれるので長い期間ブロッコリーを味わうことができます。

 

増し土をする

  1. 水やりをしていると表面が下がってくるので、培養土を増やします。
  2. その後も表面が下がってきたり、追肥のタイミングで培養土を増やすようにしてください。

 

追肥をする

  1. 追肥は窒素・リン酸・カリウム(8・8・8)の化成肥料を、定期的に与えます。
  2. 1回目の追肥のタイミングは、植え付けてから2〜3週間ごろに化成肥料を1株あたり一握りと培養土をスコップ1杯分をよく混ぜます。混ぜた肥料入りの土を株元に与えます。茎や葉っぱをしっかり成長させるために追肥は重要です。

    1回目の追肥をします
  3. 2回目の追肥のタイミングは、ブロッコリーのつぼみ(花蕾)が出てきたころに化成肥料を1株あたり一握りと培養土をスコップ1杯分をよく混ぜます。混ぜた肥料入りの土を株元に与えます。ブロッコリーを大きくするために追肥は重要です。

    2回目の追肥をします

 

ブロッコリーの収穫時期

ブロッコリーの収穫時期は、春まきは5月〜6月ごろ、夏秋まきは11月〜12月ごろ、冬まきは1月〜4月ごろになります。

 

ブロッコリーの収穫
  1. 頂花蕾(ブロッコリーの先端)がかたく締まってきて、直径が10cm〜13cmほどになったら収穫のタイミングです。あまり置きすぎると、黄色い花が咲き始めるので注意してください。
    花壇とプランターで栽培したブロッコリー
  2. ナイフなどで頂花蕾の茎を短めに切り落とします。株の根元から切らずに、茎を短く切りわき芽を残すことで、その後わき芽から側花蕾が収穫できる楽しみも味わえます。

小さいですが、わき芽からも収穫できました

 

害虫・病気予防

ブロッコリーは虫がつきやすい野菜のため、予防のために防虫ネットや農薬を使用することをおすすめします。

特にアオムシが多く、我が家では防虫ネットは使用せず農薬を散布しています。

葉が黄色く変色

葉っぱが黄色く変色したので、取り除きました。

 

トマトの後作に良い野菜はブロッコリーがおすすめ

トマトの後作にはブロッコリーがおすすめ

 

野菜には相性のいい野菜と相性の悪い野菜があります。一緒に植えることで病害虫や生育が良くなるものがあったり、反対に生育が悪くなったり病害虫が増えることになるので注意が必要です。また、野菜は同じ科の野菜を連続で植えると連作障害を起こすことがあるので、野菜を栽培した後は違う科の野菜を栽培する輪作をして、病害虫や生育が悪くならないようにします。

ブロッコリーと一緒に植えても良い野菜

ブロッコリーアブラナ科の野菜で、キク科やナス科の野菜とは相性がいいと言われています。キク科の野菜はレタスや菊菜など、ナス科の野菜はトマト、なす、ピーマンなどが代表的な野菜です。トマト栽培は8月〜9月ごろに終わるため、トマトの後作には8月後半〜9月に植え付けをするブロッコリーは最適な野菜といえます。

 

トマトの後にブロッコリーを育てました

 

トマトの育て方の記事はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

ブロッコリーアブラナ科の前作や後作に良い野菜

ブロッコリーアブラナ科の前作や後作、となりに植えて良い野菜は

  • トマト
  • なす
  • レタス
  • とうもろこし
  • ほうれん草
  • えだ豆
  • にんじんなど

ナス科やマメ科、キク科の野菜と相性がいいといわれています。

虫を少なくするために、隣や近くに植える野菜の配置を工夫することが害虫予防にもつながります。我が家はアブラナ科の野菜と一緒にサニーレタスを植えています。

サニーレタスの育て方はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

ブロッコリーアブラナ科の後作に植えないほうが良い野菜

ブロッコリーの後作に植えないほうが良い野菜やとなりに植えないほうが良い野菜は

  • かぶ
  • カリフラワー
  • ルッコラ
  • 大根
  • 白菜
  • 小松菜
  • キャベツなど

同じアブラナ科の野菜を連続で植えると連作障害になってしまいます。そしてブロッコリーの隣や近くに植えてはいけない野菜は、キャベツです。キャベツはアオムシがよくつくので、ブロッコリーにもアオムシが移る可能性があるので避けるようにしましょう。どうしても植えたい場合は別々のプランターで栽培すれば同じ時期に育てることができます。

ブロッコリーと同じ秋植えには小松菜やミニ白菜もおすすめです。

小松菜とミニ白菜の育て方はこちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

taimamatan.hatenablog.com

 

ブロッコリーの調理ポイント

ブロッコリーは虫が入り込んでいる可能性があるので、生では食べないようにしてください。火を入れることで安心して食べることができます。

栄養価が高い野菜なので、長いあいだ水につけたり、火を通しすぎると栄養素が失われてしまいます。

レンジで加熱料理もいいのですが、茹でることでアクや汚れ、虫を取り除けるので我が家でも茹でるようにしています。

 

ブロッコリーの茹で方

  1. ボウルなどにたっぷり水を入れ、花蕾の方を水につけ茎をクルクル回しながら水洗いします。花蕾の中にいる虫などを落とすような感じで洗ってください。
  2. ブロッコリーを花蕾と茎に切り分け、茎は皮をむき、花蕾は食べやすい大きさに切ります。
  3. ブロッコリー1株に対して、水を1.5〜2リットルの水と塩を大さじ1を鍋に入れ沸騰させます。
  4. 沸騰した鍋に、茎と大きな花蕾を先に入れ、30秒後に小房を加え1.5〜2分ほど茹でます。茹ですぎると食感が悪くなりますので、お好みの硬さに調整してみてください。
  5. 水に放たず、ザルにとり自然に冷ませば出来上がりです。
  6. 冷蔵庫で2日ほど日持ちします。冷凍すると食感が落ちおいしくないのでおすすめしません。

ブロッコリーは、そのままサラダにしてもよし。スープやシチューに入れたり、炒めものにしたりと料理の幅が広がります。

 

まとめ

プランター栽培でブロッコリーの育て方を紹介しました。ブロッコリープランターや狭い場所でも栽培でき、育てやすい野菜なので初心者の方にもおすすめです。

 

ブロッコリー以外にもローゼル、ネギの育て方の記事も紹介していますので、興味のある方は読んでみてくださいね。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

taimamatan.hatenablog.com

 

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

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