初投稿2024年2月8日最新更新日2024年8月28日
食品衛生法改正により、2024年6月1日から新たに「液卵製造業」「水産製品製造業」「漬物製造業」等が営業許可業種に追加されるというネットニュースを見ました。その漬物製造業の中に「手作り梅干し」も含まれています。
今まで農家さんが作った酸っぱい梅干しは道の駅や産直などで販売されていましたが、これからは衛生設備を整え、営業許可の取得と食品衛生責任者の資格取得が必要になります。
要するに衛生設備が整っていない自宅などで作った手作り梅干しは、売ることができなくなるということです。
そうなれば道の駅などで昔ながらの酸っぱい梅干しを買うことはできなくなるのか?というとそうではなく、製造加工メーカーさんなどが許可を得て販売しているものは変わりなく購入できますし、個人農家さんが新たに衛生設備を整え、営業許可と資格取得すれば販売できるので、問題なく私たち消費者は購入することが可能だそうです。
しかし私が農家さんの立場だったら、厳しい衛生基準を整え営業許可や資格取得までして今までのように製造販売はしないような。しないというより出来ないので辞めてしまうように思います。少なからず、そういう農家さんがいるのではないだろうか?
梅干しはスーパーや市販でも売っているのですが、昔ながらの酸っぱい梅干しは売っておらず、昔ながらの酸っぱい梅干しは通販や、産直、道の駅で購入することができていたのが、今よりも購入しにくくなるではないかと懸念しています。梅干しが世の中に出回るのが少なくなると、生の梅自体が手に入りづらくなり、毎年梅干し作りを楽しみにしている私にとっては、楽しみを奪われてしまうんではないかと危惧しています。
我が家では市販やスーパーで売られている甘い梅干しを、余った梅酢にひたし酸っぱい梅干しにしたり、毎年、塩と梅だけの昔ながらの酸っぱい梅干しを作っています。
この記事では、スーパーや市販の甘い梅を酸っぱくする方法を紹介しますので、最後まで記事を読んでくださいね。
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スーパーや市販の甘い梅干しを酸っぱくする方法
我が家ではスーパーの甘い梅干しを、酸っぱくしたいときは梅酢に浸して酸っぱくして食べています。自分で漬けた昔ながらの酸っぱい梅干しの味にはできませんが、市販品の調味料の味が抜けて、梅酢の味がする梅干しに仕上がります。
手元に梅酢がなくてもスーパーやネットで購入できます。
材料
スーパーの甘い梅干し | 漬けたい分 |
---|---|
容器 | 1 |
ホワイトリカー | 消毒分 |
梅酢 | 梅干しに応じて |
スーパーや市販の梅干しの調味液の味が嫌いな方や酸っぱさが濃い方がいい方は、梅酢がたっぷりの中に梅干しを漬けることをおすすめします。
スーパーの甘い梅を梅酢に漬ける
- 漬ける容器をホワイトリカーなどで消毒します。
- スーパーの甘い梅干しを容器に入れます。
- 梅干しが浸かるまで梅酢を入れます。なるべく梅酢が多い方が調味液の味が薄れて、梅酢の味が濃くなります。
- スーパーの梅干しは塩分が少ないので要冷蔵になっているものが多いので、必ず冷蔵庫で保存してください。
- 梅干しの賞味期限によりますが、なるべく3ヶ月ほど保存することをおすすめします。1ヶ月で味見をしたらあまり酸っぱくなっていませんでした。
補足
今後酸っぱい梅干しは購入しにくくなってきますので、ご自分で漬けてみてはいかがでしょうか?梅干しを漬けるのは難しそうと思われている方も多いのですが、そんな方に試していただきたいのが、「干さない梅干し(梅漬け)」です。梅干しは干さないと食べられないと思っている方が多いのですが、干さなくても梅を塩漬けしたでけでも食べることができます。梅漬けでしたら、手間が少なく初めて梅干し作りをする方にはおすすめな作り方です。
我が家の漬ける梅は朝ごはん本舗公式サイトと生協で購入しています。
今年(2024年)は暖冬の影響で梅が凶作で、収穫量は減少するというニュースを見ました。スーパーなので梅を見かけましたら、早めに購入することをおすすめします。小梅は生協の宅配で予約して手に入れることが出来ました。
生協の宅配をご利用されていない方は、こちらで資料請求できます。
【コープきんき】宅配生協の資料請求|コープの安心食材・日用品宅配
初心者におすすめな小梅の漬け方や酸っぱい梅干しの作り方は、こちらで紹介していますので、読んでみてくださいね。
梅干しを漬けるのはやっぱり大変だなと思われる方は、こちらで昔ながらの酸っぱい梅干しを購入することができます。
まとめ
食品衛生法改正により、酸っぱい梅干しが手に入りづらくなりますが、梅酢に漬けて酸っぱい梅干しにしたり、ご自分で漬けると昔ながらの酸っぱい梅干しが食べることができます。今後梅干しがどうなっていくか見ていきたいと思っています。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
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