初投稿2023年12月1日最新更新日2024年3月12日
ご飯のお供やお料理にも使いたい梅干し。でも赤しその風味が苦手で梅干しを食べるのをあきらめている方もいらっしゃるのはないでしょうか。
そんな方に試していただきたいのが「自家製白梅干し」と「自家製白梅漬け」作りです。使用するのは梅と塩だけなので赤しその風味が苦手な方でも食べることはできるのではないでしょうか。そして、梅干しは干さないと食べられないと思っている方が多いのですが、梅を干せば「梅干し」、梅を干さなければ「梅漬け」といわれ、梅を干しても干さなくてもどちらも美味しく食べることができます。
この記事では15年梅干し作りをしている私が、赤しそが苦手な方や梅と塩だけの梅干しを食べたい方に、「梅と塩だけのシンプルな白梅干し、白梅漬けの作り方」を紹介しますので、最後まで記事を読んでくださいね。
完熟梅は朝ごはん本舗公式サイトで購入できます。
ふるさと納税をご利用されている方は、完熟梅を検討されてはいかがでしょうか。
作るのが大変だと思われた方にはこちらがおすすめです。
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梅漬けと梅干しの違い
梅漬けは梅を干さない梅のことで、梅干しは梅を干したものをいいます。
梅を干す理由は
- 皮がやわらかくなる
- 旨みが凝縮する
- 長期保存ができる
このようなメリットがありますが、天日で3日間干すという手間がかかるデメリットもあります。それぞれの生活環境によって作り方を決められてはいかがでしょうか。
赤紫蘇なし、梅と塩だけのシンプルな白梅漬けの作り方の流れ
梅が出回るころは、6月初めから6月下旬ごろになります。
私は4月に朝ごはん本舗さんの通販サイトで予約をし、6月21日に完熟梅が届きました。
買いに行く手間や、売り切れる心配はなく安心して購入できました。
材料と用意するもの
梅以外にも梅干しを漬けるには材料の準備が必要です。
完熟梅 | 1Kg |
---|---|
粗塩 | 180g〜200g |
ホワイトリカー消毒用 | 少量 |
漬ける容器 | 1 |
竹串か爪楊枝 | 数本 |
重石(必要に応じて) |
梅干しに向いている粗塩
梅干しに塩を使うのですが、梅干しに向いている塩と向いていない塩があります。
梅干しに向いている塩は、しっとりしたもので梅と塩が絡みあう粗塩を使うようにしてください。さらさらした精製塩は梅干しには適していません。
そして塩分を18%以上にすることで、カビの発生を抑えることができます。
我が家は、伯方の塩を使い塩分20%で漬けています。
漬ける容器
漬ける容器はなるべく温度変化のしない容器をおすすめしますが、今度作るかどうかわからない方はジップロックで作るのも検討してもいいかも知れません。
ジップロックで梅干しの作り方はこちらの記事で紹介しています。
準備する道具類は、こちらの記事で紹介しています。
梅の追熟
青い梅を購入した場合は、日の当たらないところで黄色くなるまで置いておきます。
袋のまま置いとくのではなく、新聞紙や段ボールなどに入れて乾燥を防ぎながら追熟します。
段ボールに新聞をかけたり、新聞紙にくるんだりすれば乾燥は防げます。
完熟梅を買うと追熟の工程は省けます。忙しい方におすすめです。
朝ごはん本舗の完熟梅のレビューはこちらで紹介しています。
完熟梅の購入は朝ごはん本舗公式サイトからできます。
下処理
- 梅を洗う
- 水気をとる
- ヘタをとる
梅のヘタから水が入りカビの原因になる可能性があるため、この順番で行ってください。
梅を洗う
ボウルに完熟梅を入れ、一つ一つていねいに洗います。
水気をとる
ザルに梅をあげ、キッチンペーパーで水気をふきとります。
このとき、水気を残さないようにしてください。
ヘタをとる
竹串か爪楊枝で、傷つけないようにヘタをとります。
朝ごはん本舗さん完熟梅はヘタがありませんので、ヘタ取りの手間は省けました。
傷や傷みのある梅は取りのぞきます。
キズ梅の活用法は、こちらの記事で紹介しています。
梅の塩漬けのやり方
- 漬ける容器を消毒する
- 梅を焼酎で洗う
- 梅と塩を入れる
- 必要に応じて重石をのせる
- 冷暗所で保存し、梅酢が上がるのを待つ
漬ける容器を消毒する
漬ける容器や重石など使用する道具は、熱湯やホワイトリカーで消毒します。
梅を焼酎で洗う
梅と焼酎をナイロン袋に入れ、混ぜ洗います。
梅と塩を入れる
梅と塩を交互に入れていき、1番上は塩で梅を覆うように入れます。
必要に応じて重石をのせる
必要に応じて重石をのせ、ゴミやホコリが入らないようにフタをします。
我が家は、梅酢が出やすい完熟梅を使っているので、重石は使っていません。
スーパーで買った梅は、梅酢が出にくい時があるため重石をすることをおすすめします。
冷暗所で保存し、梅酢が上がるのを待つ
なるべく涼しいところで保存し、1日1回、梅の様子を確認ください。
カビが生えないように、毎日梅が梅酢にふれるように、梅酢を全体になじませます。
1日〜3日ほどで梅酢が上がってきます。
梅酢が上がらない場合は、重石を加えたり、焼酎を足すことをオススメします。
梅酢が上がらない時の対処法は、こちらで詳しく紹介しています。
1週間もすれば、梅がつかるぐらい梅酢が上がれば一安心です。
梅と塩だけの干さない白梅漬けが出来上がり
忙しいとは思いますが、ときどき梅の状態を確認します。
早ければ2ヶ月ほどで食べることができますが、3ヶ月ほど置くことで梅と塩が絡み合いおいしくなります。白梅漬けの出来上がりです。
干さない梅漬けの賞味期限
干していないので日持ちはしませんが、冷暗所で1年は常温保存できます。
1年後食べきれないときは、冷蔵庫で保存すれば2、3ヶ月は十分に食べることができます。
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赤紫蘇なし、梅と塩だけのシンプルな白梅干しの作り方の流れ
梅が出回るころは、6月初めから6月下旬ごろになります。
私は4月に朝ごはん本舗さんの通販サイトで予約をし、6月21日に完熟梅が届きました。
買いに行く手間や、売り切れる心配はなく安心して購入できました。
材料と用意するもの
梅以外にも梅干しを漬けるには材料の準備が必要です。
完熟梅 | 1Kg |
---|---|
粗塩 | 180g〜200g |
ホワイトリカー消毒用 | 少量 |
漬ける容器 | 1 |
竹串か爪楊枝 | 数本 |
重石(必要に応じて) |
梅干しに向いている粗塩
梅干しに塩を使うのですが、梅干しに向いている塩と向いていない塩があります。
梅干しに向いている塩は、しっとりしたもので梅と塩が絡みあう粗塩を使うようにしてください。さらさらした精製塩は梅干しには適していません。
そして塩分を18%以上にすることで、カビの発生を抑えることができます。
我が家は、伯方の塩を使い塩分20%で漬けています。
漬ける容器
漬ける容器はなるべく温度変化のしない容器をおすすめしますが、今度作るかどうかわからない方はジップロックで作るのも検討してもいいかも知れません。
ジップロックで梅干しの作り方はこちらの記事で紹介しています。
準備する道具類は、こちらの記事で紹介しています。
梅の追熟
青い梅を購入した場合は、日の当たらないところで黄色くなるまで置いておきます。
袋のまま置いとくのではなく、新聞紙や段ボールなどに入れて乾燥を防ぎながら追熟します。
段ボールに新聞をかけたり、新聞紙にくるんだりすれば乾燥は防げます。
完熟梅を買うと追熟の工程は省けます。忙しい方におすすめです。
朝ごはん本舗の完熟梅のレビューはこちらで紹介しています。
完熟梅の購入は朝ごはん本舗公式サイトからできます。
下処理
- 梅を洗う
- 水気をとる
- ヘタをとる
梅のヘタから水が入りカビの原因になる可能性があるため、この順番で行ってください。
梅を洗う
ボウルに完熟梅を入れ、一つ一つていねいに洗います。
水気をとる
ザルに梅をあげ、キッチンペーパーで水気をふきとります。
このとき、水気を残さないようにしてください。
ヘタをとる
竹串か爪楊枝で、傷つけないようにヘタをとります。
朝ごはん本舗さん完熟梅はヘタがありませんので、ヘタ取りの手間は省けました。
傷や傷みのある梅は取りのぞきます。
キズ梅の活用法は、こちらの記事で紹介しています。
梅の塩漬けのやり方
- 漬ける容器を消毒する
- 梅を焼酎で洗う
- 梅と塩を入れる
- 必要に応じて重石をのせる
- 冷暗所で保存し、梅酢が上がるのを待つ
漬ける容器を消毒する
漬ける容器や重石など使用する道具は、熱湯やホワイトリカーで消毒します。
梅を焼酎で洗う
梅と焼酎をナイロン袋に入れ、混ぜ洗います。
梅と塩を入れる
梅と塩を交互に入れていき、1番上は塩で梅を覆うように入れます。
必要に応じて重石をのせる
必要に応じて重石をのせ、ゴミやホコリが入らないようにフタをします。
我が家は、梅酢が出やすい完熟梅を使っているので、重石は使っていません。
スーパーで買った梅は、梅酢が出にくい時があるため重石をすることをおすすめします。
冷暗所で保存し、梅酢が上がるのを待つ
なるべく涼しいところで保存し、1日1回、梅の様子を確認ください。
カビが生えないように、毎日梅が梅酢にふれるように、梅酢を全体になじませます。
1日〜3日ほどで梅酢が上がってきます。
梅酢が上がらない場合は、重石を加えたり、焼酎を足すことをオススメします。
梅酢が上がらない時の対処法は、こちらで詳しく紹介しています。
1週間もすれば、梅がつかるぐらい梅酢が上がれば一安心です。
土用干しのやり方
梅の塩漬けを1ヶ月以上してから土用干しの準備をしていきます。
土用干しまで、ときどき梅の状態を確認します。
梅酢が上がってから、土用干しまでの待ち方の記事はこちらで紹介しています。
梅雨が明けた天気のいい日に、3日間天日干しをします。
- 梅酢と梅を分ける
- 梅をザルに並べる
- 日の当たるところに干す
- 梅をひっくり返す
- 梅を室内に取り込む
この工程を、3日間繰り返します。
梅酢と梅を分ける
梅酢と梅を取り分けます。
梅をザルに並べる
梅をザルに重ならないように並べます。
竹製のザルがない場合は、自宅にあるザルで干しても構いません。
干す道具や、干す日数を比較した記事は、こちらで紹介しています。
日の当たるところに干す
日の当たるベランダなどに干します。
梅をひっくり返す
梅の皮を破らないようにひっくり返します。
梅を室内に取り込む
梅を室内に取り入れ、ゴミが入らないようにします。
3日間この工程を繰り返します。
梅酢は最終日に、容器ごとラップなどで覆い天日干しをします。
土用干しの詳しい記事はこちらで紹介しています。
土用干しのj時期に干せない時は秋に干しても大丈夫です。
秋に干した記事はこちらで紹介しています。
梅を梅酢に戻す、梅酢に戻さない
梅干しを梅酢に戻すのか、戻さないのかは、好みの問題になります。
塩辛い梅干しや、しっとりした梅が好みの方は、梅酢に戻します。
汁気のない梅が好みの方は、梅酢に戻しません。
梅酢に戻さなくても、保存しておくと水分が出てしっとりしてきます。
梅酢に戻し方の詳しい記事は、こちらで紹介しています。
梅と塩だけのシンプルな白梅干しの出来上がり
どちらもすぐに食べることができますが、3ヶ月ほど保存することで味がなじみます。
白梅干しの賞味期限
塩分を20%で作った梅は、常温で2、3年の長期保存することができます。
必ず、温度変化の少ない冷暗所で保存してください。
梅干し作りの失敗しにくくするポイント
梅を漬けるのに1番失敗が多いのが、カビが生えることです。
昔から、梅にカビが生えると縁起が悪いといわれています。
それは、カビが生える環境にいるうちに、病気などをしやすくなるので、縁起が悪いといわれているそうです。
カビが生えたときの対処法は、こちらの記事で紹介しています。
梅干しの底に白いものがでたり、梅酢の濁りの対処法はこちらで紹介しています。
梅が傷ついていないもの選ぶ
梅のキズからカビが生える可能性があるため、キレイな梅だけを漬け、キズの梅は、ジップロックなどで漬け冷蔵庫で保存します。
キズ梅の漬け方は、こちらの記事で紹介しています。
梅酢が出やすい梅を使う
梅干し作りには梅酢を出すことが重要です。
梅酢が少ないとカビが生えやすくなるので、梅酢が出やすい梅を選びます。
我が家は梅酢の出やすい完熟梅を使っています。
朝ごはん本舗の完熟梅のレビューは下記で紹介しています。
梅酢が出やすい完熟梅は
朝ごはん本舗公式サイトで購入できます。
なるべく塩分を20%にする
塩分を18%以上にすることで、カビが生えにくくなります。
我が家では、18%では心配なため、20%にしています。
塩を減らすと、カビが生えやすくなり、常温保存するのが難しくなります。
塩分が気になる方は、食べる分量だけを、塩抜きすることをオススメします。
塩抜きの方法はこちらで紹介しています。
使用道具類の消毒
使用する道具類は、ていねいに消毒をします。
消毒が不十分だったり、水気が残っていると、カビが生えてきやすくなります。
保存場所と保存容器
保存状態が悪いと、カビが生えやすくなります。できるだけ、涼しいところで保存してください。
保存容器は、温度変化のしにくい容器がオススメです。
ジップロックのような温度変化しやすい容器は、冷蔵庫で保存することをオススメします。
まとめ
赤しそを入れずに梅を塩だけで作るシンプルな白梅漬け、白梅干しの作り方を紹介しました。
梅と塩だけなので、梅の風味が感じられる梅干しになっています。
梅干し作りにはさまざまな漬け方がありますので、参考にしてみてください。
やっぱり作るのが大変だと思われた方にはこちらがおすすめです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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