初投稿2023年10月23日最新更新日2024年2月15日
我が家では、毎年冷凍梅と氷砂糖を使って梅シロップを作っています。
氷砂糖以外の砂糖を使って梅シロップを作ったことがないので、先日冷凍梅と三温糖で梅シロップを作ってみましたので参考にしてみてください。
冷凍梅の購入はこちらからできます。
- <冷凍梅と三温糖で梅シロップの作り方の流れ>
- <三温糖と氷砂糖で作る梅シロップの違い>
- <1年中楽しめる梅シロップの活用法>
- <梅シロップを失敗しにくくするためのポイント>
- <冷凍梅を使用するメリット・デメリット>
- <まとめ>
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<冷凍梅と三温糖で梅シロップの作り方の流れ>
材料と準備するもの
青梅 | 300g |
---|---|
200g | |
ホワイトリカー | 消毒用 |
500ml用のビン | 1 |
ジップロック | 1枚 |
竹串か爪楊枝 | 数本 |
青梅の購入は朝ごはん本舗公式サイトでこちらでできます。
三温糖で梅シロップの作り方
1.下準備
1.梅シロップに苦みやえぐみが出るのを防ぐため、青梅を2時間ほど水につけアク抜きをします。
2. 梅をボウルに入れ、産毛をとるようにして丁寧に洗います。
3. 梅をザルにあげ、キッチンペーパーなどで水気をふきとります。
4. 竹串や爪楊枝などで梅のヘタをとります。
5. ホワイトリカー少量と青梅をジップロックに入れ、袋の中で混ぜ洗い、梅を消毒します。
6. ホワイトリカー入り梅を、冷凍庫で1日以上凍らせます。
梅を冷凍すると、色が茶色っぽくなりますが問題ないです。
2.冷凍梅と三温糖で梅シロップ作り
1.カビ防止のため、ホワイトリカーでビンを消毒します。
2. 冷凍梅と三温糖を交互に入れていき、1番上は三温糖で梅を覆うように入れ、なるべく涼しいところで保存します。
梅を凍らせると色がくすんだ感じになりますが、問題なく食べられます。
3.1日2〜3回ビンを傾け、梅とエキスが回るように混ぜます。
4. 2日目になると梅のエキスが出て三温糖が少しずつ溶けていき、ビンの底に三温糖が少し沈んできます。
2日目からは冷蔵庫で保存します。
5. 毎日、ビンを傾けますがビンの底に沈んだ三温糖はなかなか溶けません。
5日経ちましたがまだ、ビンの底に三温糖が残ったままです。
6.1週間〜10日ぐらいすると、底にあった三温糖が溶け、梅のエキスが出てきて梅の実もしぼんできます。砂糖が三温糖なので、シロップの色は茶色です。
7. 2週間ぐらいすると三温糖が溶けきって、梅のエキスも出ています。
早ければ飲めますが、1ヶ月以上置くことにより、たっぷりエキスが出て梅の風味が存分に味わうことができます。
我が家のシロップは1ヶ月後飲んだときは、酸っぱさがありました。
3.梅シロップが完成
1. 梅シロップの発酵を防ぐため、梅とシロップを分けて冷蔵庫で保存します。
我が家ではペットボトルとお弁当箱を用意し、ホワイトリカーで消毒します。
保存期間は半年から1年ほどですが、お早めにお召し上がりください。
<三温糖と氷砂糖で作る梅シロップの違い>
三温糖で作った梅シロップと氷砂糖で作った梅シロップを比較してみました。
三温糖で作った梅シロップ
1ヶ月保存したものを飲みましたが、三温糖の甘さが感じられず梅の酸っぱさが際立って少し飲みにくかったです。
もう少し保存しておき、酸っぱさがどうなるか試してみたいと思います。
氷砂糖で作った梅シロップ
梅の酸っぱさは感じられず、梅の風味と甘みが絶妙で飲みやすいです。
個人的には、氷砂糖で作った梅シロップの方が飲みやすかったです。
シロップと梅を分けました。
氷砂糖は1ヶ月経過しても、ビンの底に氷砂糖が残っていました。三温糖は2週間ほどで砂糖はすべて溶けていました。
砂糖が溶けやすいのは、三温糖の方が溶けやすいように思います。
また、三温糖は甘みが感じられにくく梅の酸っぱさが際立っていたので、子供は飲みづらいかなと思いました。
氷砂糖で作った梅シロップの記事は、こちらで紹介しています。
三温糖は色が黄色く見た目は甘そうですが、甘さよりも酸っぱさが際立ち飲みにくかったです。
<1年中楽しめる梅シロップの活用法>
使っている材料が、青梅と三温糖だけなので子どもも安心して飲むことができます。
ホワイトリカーを消毒で使用しますが、少量のため問題ないレベルだと思います。
我が家の5歳の子どもはそのまま飲んでいますが、お気にされる方は召し上がる分量のシロップを鍋に入れ、弱火でアルコール分を蒸発させてください。
王道の梅ジュース
梅シロップと水を割っただけで飲める「王道の梅ジュース」。
梅ジュースを飲むことで、季節の変わり目や夏バテ秋バテに効果的です。
夏の暑い日は市販のジュースの代わりに、梅ジュースがおすすめです。
梅シロップ 30cc
水 90cc
寒い日におすすめ梅シロップのお湯わり
梅シロップにお湯を入れただけで飲むことができます。季節の変わり目やこれからの寒い日におすすめです。
梅シロップ 30cc
お湯 120cc
梅の実 1個
梅の実をお湯に入れることで、梅の実が柔らかくなり食べやすくなります。
その他に子どもが喜ぶ梅シロップの詳しいレシピはこちらの記事で紹介しています。
<飲み過ぎに注意>
砂糖がたくさん入っているため、飲み過ぎには注意が必要です。
<飲むタイミング>
空腹のときは、胃に負担をかけてしまう可能性がありますので、食事などと一緒に飲むことおすすめします。
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<梅シロップを失敗しにくくするためのポイント>
失敗する例として、苦みや発酵すること、カビが生えることがあります。
1. 使用する用具や材料をていねいに消毒します。
2. 黄色くなった完熟梅は使用せず、青梅を使用しアク抜きを2時間ほどします。
アク抜きをすることで、梅シロップに苦みやえぐみが出るのを防ぐことができます。
3. ビンを1日数回ゆすり、三温糖が早く溶けるようにしてください。
4. 保存場所は冷蔵庫で保存します。
冷蔵庫で保存することで、発酵やカビが生えるのを防ぐことができます。
カビが生えた場合
残念ですが廃棄することをおすすめします。
昔から、梅にカビが生えることは縁起が悪いといわれていますが、それは、カビが生える環境に住み病気などをしやすいため、縁起が悪いといわれているそうです。家が汚れていると、カビが生えやすくなります。
梅シロップが発酵したり苦みがある場合
1. 梅の実とシロップを分けます。
2. シロップを火にかけ、沸騰させないように10分ほど加熱し、ていねいにアクをとっていきます。
3. コーヒーフィルターなどでシロップをこし、冷めたら冷蔵庫で保存し早めに飲み切るようにしてください。
4. 梅は加熱しジャムなどにしてください。
シロップが苦いときや発酵したときの詳しい対処法は、こちらで詳しく紹介しています。
梅ジャムの作り方はこちらで紹介しています。
<冷凍梅を使用するメリット・デメリット>
メリット
- 梅の繊維が壊れやすくエキスが出やすくなるため、カビが生えにくく発酵のリスクが抑えられ失敗しにくくなります。
- 急いで作らなくても、自分のタイミングで作りたいときに好きな分量だけ作ることができます。
デメリット
- 梅の色が茶色くなります。
- 梅の風味が薄れてしまいます。
<まとめ>
冷凍梅と三温糖を使うことで簡単に梅シロップを作ることができ、使う材料が青梅と三温糖だけなので、子供も安心して飲むことができます。また、失敗しにくくするポイントをおさえることで、失敗せずに作ることができます。
三温糖で作る梅シロップは甘さよりも梅の酸っぱさが際立つため、酸っぱいのが好きな方にはおすすめしますが、酸っぱさが苦手な方は氷砂糖で作ることをおすすめします。
保存期間が半年〜1年ほどしかないため、1度にたくさん作るのではなく、飲み切れる分量で作ることをおすすめします。
梅シロップをチャレンジした後は、梅干し作りにも挑戦してみてはいかがでしょうか?
こちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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