初投稿2023年8月11日最新更新日2024年3月8日
ここ最近の世界的な気候変動で、地震や大雨などの自然災害が懸念されています。
私も20年前の阪神大震災を経験しており、今でもあのときの怖さは忘れることのできない災害のひとつです。
地震以外にも、最近では大雨や台風などの被害も多く、昔なら秋の台風だけを気にしていましたが、今では1年中、災害が起こっているように思えます。
そんな災害時の非常食として、我が家では常温保存できる、「昔ながらの塩分の20%の梅干しを保存食」として備蓄しています。
この記事では30年梅仕事をしている私が、梅干しが災害時の非常食に、なぜ向いているかを紹介しますので、最後まで記事を読んでくださいね。
昔ながらの梅干しがおすすめ
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<昔ながらの梅干しが災害時の非常食としてオススメする理由>
梅の効果
梅には、ミネラルやクエン酸が豊富なため、災害時で食事がなかなか手に入りにくい状況のときでも、梅干しがあるとミネラルや塩分を補給できます。また、疲れた体には梅などのクエン酸が効果があると期待されています。
昔ながらの梅干しは常温保存できる保存食
梅干しの塩分濃度を18%以上にすることで、常温で長期保存でき、昔から保存食として用いられてきました。
昔ながらの梅干しは、梅と塩(18%以上)だけで作っていたため、常温で保存できます。
塩分濃度が少ない梅干しは、カビが生える可能性があるため、塩分18%以上の梅干しが保存食としてむいています。
今流行りの減塩やハチミツなどの梅干しは、塩分が少ないため冷蔵庫での保存になるため、保存食にはむいていません。
梅干しは持ち運ぶのが手軽
もし避難などをする場合は、なるべく荷物を少なくしたいものです。
梅干しは小さいものなので、小さい容器などに入れ、避難所などに持っていくことができます。
梅干しは手軽に食べられる
ご飯さえあれば、おにぎりとして握っておき、もしもの時に備えられます。
我が家では、台風がくるのがわかると、おにぎりを作って備えています。
<私がしている防災の準備>
私が住んでいるところは、南海地震が起こると言われている地域で、また台風が多いところです。
我が家では毎年起こる台風の、特に停電することを懸念して備えをしています。
ペットボトルに水を入れ凍らせる
停電になると電化製品が使えず、夏の暑いときはエアコンが使えないのが一番困ります。
エアコンが使えないときのために、ペットボトルに飲料水を凍らせておくと、体を冷やすこともできますし、水がとければ飲料水としても使うことができます。
カイロの準備
カイロは冬だけに使うと思っている人も多いと思いますが、夏にも利用することがあります。
雨にぬれた体が冷えてしまっている場合は、すぐに温めることができます。また、避難所に持っていくのも、かさばらずにすみます。
コンタクトレンズ
コンタクトレンズを使用されている方は、必要なアイテムです。災害時は、ライフラインが止まる可能性があります。
私自身、阪神大震災のときにコンタクトレンズの在庫が手元になくて困りました。当時はまだ眼科でコンタクトレンズを購入していたため、なかなか眼科に行けるような状態ではありませんでした。それ以来、コンタクトレンズは常備するようになりました。
簡易トイレの準備
断水したり、停電になるとトイレが使えなくなります。食べるものや飲み物がないのも困りますが、トイレが使えないのは非常に困ります。そんな時は15年保存できる簡易トイレがおすすめ。食べ物と違い傷まないので、とりあえず常備しておくだけで安心できます。
防災士がおすすめ防災グッズ
忙しい方や何を選んでいいかわからない方におすすめ。必要なものを防災士が厳選してくれている防災グッズです。
防災食の準備
防災用ようかん
5年間、常温保存できる、ようかんがオススメです。甘いものは災害時などの、不安な気持ちをまぎらわせてくれる効果が期待されてします。
災害用備蓄ごはん
停電で電化製品が使えなくても、水を入れるだけで出来るアルファ米を準備しておけば、お腹を満たすことはできます。
昔ながらの塩分が多い梅干し
どこの家庭でも手軽に常備できる食材で、わざわざ非常食や防災食として用意しなくても、普段の食事に取り入れることで、いざという時に非常食や防災食に変わる食材だといえます。
我が家では毎年自家製梅干しを作り、保存食として備蓄しています。
手作り梅干し作りに興味のある方は、こちらで紹介しています。
子どもも大人も飲める梅ジュース
夏の暑いとき、ジュース代わりに梅ジュースがオススメです。
梅シロップをお水やお湯で割るだけで簡単に作ることができます。
<まとめ>
昔ながらの梅干しが災害時の非常食にピッタリと紹介してきました。
これから台風が増える季節になります。9月1日は防災の日ですので、今一度、防災準備の確認をオススメします。
忙しい方や何を選んでいいかわからない方におすすめ。必要なものを防災士が厳選してくれている防災グッズです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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