初投稿2023年8月30日最新更新日2024年3月6日
梅の土用干しをしたいけど、竹製ザルがないから出来ないのかな。竹ザル以外の代用品は梅を干せないのかな。
そんな疑問にお答えします。
竹製ザルがなくても自宅にある道具を代用するこで梅を干すことができます。私も竹製のザルがなかった頃は家にあるプラスチックのザルで干していました。
この記事では15年梅干し作りをしている私が、竹製ザルと代用品で梅を干し、干す日数の違いも比較し実例で紹介しますので、最後まで記事を読んでくださいね。
虫除けにも便利な竹製ザルがおすすめです。
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梅の土用干しに代用できる道具
- 平たいプラスチックざる
- 平たいプラスチック皿
- 野菜などを干すあみ
金属製のざるは、梅の塩分があるため、サビやすいのでオススメしません。
梅を竹製ザルと竹製ザル以外で干して比較
- 竹製ザル
- 平たいプラスチックざる
- 平たいプラスチック皿
竹製ザル
干しやすくするために、ヒモをつけました。
竹製ザルで、干す前と干した1日目から3日目まで
干す前と干した1日目
干した2日目と3日目
干した3日目
虫除けができるザル
平たいプラスチックざる
干しやすくするために、ヒモをつけました。
プラスチックざるで、干す前と干した1日目から3日目まで
干す前と干した1日目
干した2日目と3日目
干した3日目
平たいプラスチック皿
プラスチック皿にキッチンペーパーを敷きました。
プラスチック皿で、干す前と干した1日目から3日目まで
干す前と干した1日目
干した2日目と3日目
干した3日目
比較表
竹製ザル |
1番乾きがよかったです。 |
---|---|
平たいプラスチックざる |
1番乾きが悪く、1日目の夕方、ひっくり返した下の部分が濡れていた。 |
平たいプラスチック皿 |
キッチンペーパーが、いい感じに梅酢を吸いとっていました。 キッチンペーパーに引っついているところがあり、取りにくかった。 梅は、しっとり仕上がっていました。 3日間干すことをオススメします。 しかし、キッチンペーパーに引っつきやすいため、注意が必要です。 |
竹製ザルがなくても家にある平らな道具であれば代用できますが、きれいに干すには竹製ザルがおすすめです。
道具や梅の大きさによって、干す日数を変えてもいいように思います。
梅干しをカラカラに干すとおやつ感覚で。
福岡県にある通販サイトの「朝ごはん本舗のパリパリ梅」が大人気。
2023年お盆前に福岡のテレビ番組で紹介された商品です。
梅の土用干しのやり方
梅雨が明けた、カラッとした天気のいい日を選び、天日干しをします。
- 梅酢と梅、赤しそをわけます。
- ザルに重ならないように並べます。
- 日の当たるところに干します。
- 梅と赤しそをひっくり返します。
- 梅、赤しそ、梅酢を室内に取り込みます。
土用干しは、3日間繰り返します。
土用干しの詳しいやり方や秋に土用干しをしても大丈夫。の記事はこちらで紹介しています。
梅を干していたら、白っぽくなる原因
梅を干していると、白っぽくなりカビでは?と不安になることがあります。
白くなる原因は、梅が乾くことにより、塩が浮き出て白くなるのです。
塩とカビの見分け方
- 塩は水にとける
- カビは水にとけない
カビが発生したときの対処法は、こちらの記事で紹介しています。
梅を干した日数の違い
竹製ザルで干した日数の違いを比較しました。
1日間と2日間干した梅の違い
梅はあまり違いがわからないが、赤しそは2日間干すと、水分が飛んでいた。
1日間と3日間の違い
1日目はまだ水分が残っているが、3日間干した梅は、水分がなく実がしぼんでいる。
赤しそはカラカラに乾いているところもある。
2日間と3日間の違い
2日目は赤しそも梅もしっとりしている。3日目になると小梅は実がしぼみ皮が硬くなっている。
1日間、2日間、3日間の違い
1日間では乾きが少なく、3日間では乾き過ぎ、2日間が我が家では好みの乾き具合になりました。
干した後の梅を、梅酢に戻す、戻さない
土用干しの梅を、梅酢に戻しても、戻さなくても、どちらでもいいです。
汁気がない梅が好みの方は、戻しません。
しっとりした梅が好みの方は、梅酢に戻します。
梅酢に戻すのか、戻さないのかの詳しい記事は、こちらで紹介しています。
まとめ
梅の土用干しをするのに、竹製ザルと代用品の比較と、干す日数の違いの比較を紹介しました。
梅の土用干しは、竹製ザルでも代用品のどちらでも干すことが可能です。梅干し作りを継続される方は竹製ザルを購入することを検討してもいいのかも知れません。
梅干し作りは、干す梅干し干さない梅干しなどさまざまな作り方があり、どちらも美味しく出来上がります。
梅干しの作り方を一覧にまとめた記事を紹介していますので、参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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