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梅干し漬ける容器の選び方。初心者におすすめ道具一覧と梅選び

初投稿2023年8月19日最新更新日2024年3月6日

梅干しを漬けるには道具類の準備が必要になってきます。

・初めて梅干しを漬けるけど、どんな容器で漬ければいいの?

・漬ける容器以外の道具は何が必要なの?

 

そんなお悩みはありませんか?

 

漬ける容器によっては、常温で保存できるものや冷蔵庫で保存する方がいいものなど、漬け方が変わることがあります。また、道具以外にも使用する梅により重石を使わずに作ることができたり、出来上がった梅にも違いがでたりもします。

 

この記事では15年梅干し作りをしている私が、初めて梅干しを漬ける方に使用する道具や梅を選ぶポイントを紹介しますので、最後まで記事を読んでくださいね。

 

 

 

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初心者におすすめの梅干し漬けの道具一覧

梅干しを作るにはたくさんの道具が必要で、梅干し作りで使用する道具類は全て消毒が必要になります。

 

水洗いするボウル

たっぷりな水で梅を洗うため、少し大きめのボウルがオススメです。

 

 

梅をボウルの中に入れ、流水で梅についている産毛を
とりながら洗う。



金ザル

金ザルでなくても、家にあるザルで構いません。

梅の水気が切れるものがベスト。

 

梅をザルにあげ水気をきる。

 

キッチンペーパー

布巾でもいいですが、清潔なものでないとカビが発生する可能性があります。

我が家は、キッチンペーパーを使用し汚れたら捨てられるので、キッチンペーパーをオススメします。

 

キッチンペーパーで梅をふく

 

 

竹串か爪楊枝

どちらでも、やりやすいので構いません。

母は爪楊枝、私は竹串を使っています。

梅の実を傷つけないようにヘタをとり、キズのある梅は、取り除いて別で漬けます。

 

使いやすい方で構いません

 

 

梅の実を傷をつけないようにヘタをとり、
キズのある梅は取り除く

 

 

ホワイトリカー

35℃のホワイトリカーがオススメです。

使用する道具や梅を消毒するために使用します。

 

 

梅にホワイトリカーを吹きつけ消毒します。

 

梅干し漬ける容器の選び方

漬ける容器により、漬け方が変わることがあります。

 

母から譲り受けた40年使っている陶器

陶器は温度変化がしにくいので梅干しを冷暗所で常温保存できます。またガラス瓶などと違い煮沸や熱湯消毒ができるため安心してカビ予防ができます。

 

陶器を煮沸消毒し冷ます。

陶器が冷めてから、梅と塩を交互に入れていき、塩で梅を覆う。

 

母から譲り受けたもので、母の代から合わせると、かれこれ40年ほど使用しています。

他の容器より価格は高いですが、40年以上使えるので長い目でみればお得だと思います。

 

重石を使用すると仮定して、容量の多いもの(梅の2倍から3倍)をお選びください。

陶器は少し重く、場所をとるのが難点です。

 

たくさん漬けられる方や、常温で長期保存したい方は、温度変化しにくい陶器がオススメです。

 

我が家は、毎年2キロほど「干さない梅干し」を食べきれ量だけ漬けています。

この容器は温度変化しにくいので、漬けたまま保存ができ、梅を別の容器に移さなくていいところが気にいってます。

つまり、梅をさわらないということは、フタを開けないので空気やホコリが入るのを防ぐことができます。それは、カビの発生を少なくすることにつながり、「失敗しにくい梅干し」に仕上げることができます。

 

 

 

中身がわかりやすいガラス瓶

ガラスは、煮沸や熱湯消毒ができないものが多いですが、ホワイトリカーで消毒すれば、カビ予防できるので問題なく使用できます。

ガラス瓶も大きものでしたら、少し重く場所をとるのが難点です。

ガラス瓶でも常温で保存できますが、陶器より温度変化しやすい容器のため、長期保存する場合は陶器の容器をオススメします。

ガラス瓶の利点は、中身が見えるので梅の変化を早く気づくことができます。

梅酢が濁っているのがわかります。

 

 

初心者におすすめジップロック

ジップロックは匂いが移りやすく、温度変化しやすいため、冷蔵庫保存しないカビが発生しやすいのが難点です。

 

しかし、置き場所も取られず中身がわかりやすく、どこの家庭でも用意できるため手軽に梅干し作りを始められるのが、初心者で漬ける容器がない方や少しだけ梅干しを漬けたい方、キズ梅を別々に漬けたい方にオススメです。

 

赤しそを入れます。
少量漬けるのにオススメ。冷蔵庫で保存。

 

干さない場合は、このまま3ヶ月ほどすれば食べることができます。

 

土用干しする場合は、梅雨が明けるころまで待ちます。

 

プラスチックたる

プラスチックの容器は使ったことがないのでわかりませんが、ホコリが入らないようにフタ付きの容器がオススメです。

 

 

重石

専用の重石があればいいですが、使った後の置き場に結構困ります。

 

専用の重石がなくても、本を使用したりペットボトルに水を入れ重石がわりにしても大丈夫です。

我が家では梅酢が上がりにくいときに、ペットボトルに水を入れ重石がわりにします。

なるべく重石のいらない、小梅や完熟梅を選ぶのがポイント!

 

 

ナイロン袋

重石を入れるナイロン袋。

重石に直接消毒ができるものならいいですが、できないものはナイロン袋に入れ消毒します。

直接入れると、カビが発生する可能性があります。

 

ラップ

ホコリや空気が入らないように、フタの上からラップをします。

 

ホコリが入らないようにラップをします。

 

漬けた梅を入れる袋

ラップ同様、ホコリが入らないように漬けた容器を入れられる大きい袋がオススメです。

 

干しザル

金属のものは、サビやすいためオススメしません。

竹ザルがおすすめですが、なくても自宅にある平たいザルで大丈夫です。

ザルが無い場合は、野菜の干すあみでも構いません。

我が家は、平らな容器に入れキッチンペーパーやクッキングペーパーを敷いてザルの代用しました。

梅の皮がキッチンペーパーやクッキングペーパーにひっつくときがあるのが難点。

 

竹ザルと野菜などを干すあみ



平らな容器。プラスチックの平たいザル。

 

虫が気になる方は、防虫網がついた竹ザルがオススメです。

 

 

 

梅雨が明けた天気のいい日に3日間天日干しをし、3ヶ月ほどで食べることができます。

 

漬けた梅を小分けにする保存容器

金属のものは、サビやすいためオススメしません。

プラスチックでも構いませんが、匂いがうつリやすのが難点です。

我が家では、陶器の容器を使用しています。

 

出来上がって小分けにして食卓に置いています。大きい梅と小梅

 

 

初心者におすすめ。梅干しに適した梅と塩選び

梅干し作りに適した梅や塩を選ぶことで、出来上がりの梅干しが違ってきます。ご自分がどんな梅干しを食べたいかで梅を選ぶといいでしょう。

梅干しに適している梅

梅干しに適している梅は黄色くなった完熟梅や黄緑色の梅がいいといわれています。

出来上がりがやわらかい梅干しが好みの方は、完熟梅がおすすめです。

スーパーの完熟梅は、安く購入できますが青い梅を黄色くしたものがが多く、出来上がった梅の実がかたいときがあります。

通販は価格は高いですが、木で完熟になった梅なので、追熟の手間だったり、重石がなくても梅酢が上がりやすかったり、出来上がった梅の実がやわらかいなどオススメするポイントが多いです。梅酢が出やすいのでカビの発生を抑えることができるので失敗しにくくなります。

 

我が家は、九州にある通販会社の

朝ごはん本舗公式サイトで購入しています。

 

朝ごはん本舗の完熟梅2Kgです。

 

 

朝ごはん本舗の完熟梅。梅酢がタップリ。

 

 

肉厚でふっくらな梅です。

 

朝ごはん本舗の完熟梅のレビューは、こちらで紹介しています。

 

taimamatan.hatenablog.com

 

小さい梅が好みの方は小梅がおすすめ

梅の実が小さいものが小梅です。お弁当など少しの梅を食べたい方におすすめ。

我が家では、大きい梅と小梅の両方漬けています。

 

小さい梅と大きい梅

 

小さい梅はおにぎりや子供のお弁当に便利です。

小梅はお弁当やおにぎりに便利です。

 

梅干しに適していない梅

完熟していない青い梅は梅干しに適していません。青い梅はアクが強く皮が硬く仕上がることがあります。

青い梅を漬けたら、皮がかたいカリカリ梅が出来上がりました。

たまたまできたカリカリ梅

青い梅は梅干しには適してないのですが、カリカリ梅が好みの方は青い梅を漬けられるといいです。

 

粗塩

しっとりしたお塩でミネラル分や水分が多いので、梅と塩が絡みやすく梅を漬けるのに向いています。梅干しを作るには、粗塩を購入することをオススメします。

 

粗塩

精製塩

さらさらしたお塩で、普段のお料理などに使っているお塩です。

梅干しを作るには、サラサラし過ぎていて梅に絡みにくいので梅干し作りには向いていません。

 

まとめ

梅干しを漬けるのに、使用する道具と梅の選び方のポイントを紹介しました。

梅を漬けるのに大事なのは、カビを発生させないこと。

使用するものは、必ず全部消毒をしてください。

 

 

どんな梅干し作りをしようかと迷われている方に、梅干しの作り方を一覧にまとめた記事を紹介していますので、参考にしてみてください

 

taimamatan.hatenablog.com

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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